『第16話 旅の途中 ある村のある宿屋』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886683946
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886683946/episodes/1177354054886690238
滞在先で、仲間たちそれぞれの『戦う理由』を知るエピソード。
魔王に対する強い感情が、勇者一行の原動力となっていた。
>「俺みたいな傭兵やって生計立ててる奴はさ、浮かび上がることができないんだ。いつも濁った水の底に居るみたいでさ、見えないんだ。前に進んでも、後ろを見ても、泥水のように濁ってさ……何も見えない……分かるか? 不安定な仕事なんだよ。でもそこへ勇者が現れた。乗るしか無いって思ったね、光りさ。光がさした。ドカンと一発、魔王を倒せば俺は金持ちだ! ハイリスクハイリターン」
何故、勇者に同行するか――その質問に対する、仲間の一人の答え。
実のところ、このセリフは他の仲間からすると少々浮いたものになっているが、個人的にはとても大事なところだと思う。特に『前に進んでも、後ろを見ても、……』の一行は、短いながら実感がこもっていた。また、彼のスタンスがあったからこそ、他の仲間たちの理由がより際立つようにも感じた。
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