『第25話 漆黒の相棒』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886683946

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886683946/episodes/1177354054886735796



 黒の戦士とスライムとの奇妙な関係のエピソード。

 そこに魔王様の意外な思惑が加わり、一気に状況が変わる。


>「つまり、なんでをドノヴァを側近なんかにするかねって意味よ」

「……ドノヴァは、やはり卑しき生まれだからってことですか? ボクは実を言うとドノヴァとは付き合い短くて、よく知らないし、魔王の内政についても詳しくないし」

「それもあるんだけど。違うの、根本は別のところ」

「根本は別?」

「魔王様はね、ドノヴァのことが好きなの」

「は……? どういう意味ですか」

 オブリは固まる。意味がよくわからなかった。ドノヴァの事を好き?

「そのままの意味よ。ぞっこんラブ! って感じ。だから側近とかまどろっこしいことしなくて、さっさと結婚しちゃえばよかったのに。そういうこと」



 魔王様があのような口調なので、ソヨンのぶっちゃけにはとてもインパクトがあった。というか、魔王様、乙女なのは服や内装だけではなかったのね。

 シリアスなところにコメディ要素をぶっこんでいて、一種独特の雰囲気。ただ、あまり違和感がないのはそれぞれの抱えているもの、伏線のおかげだろうか。

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