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　黎慈を一時お預かりした直が、彼にどう接しようかと悩むエピソード。

　こうしてみると、直って意外と精神的に大物なのだろうか。

＞「僕、怖い？」

　ドキリとする台詞とタイミング。

　前回の感想でも思ったけれど、この作者の方は「一行台詞」で場の空気を動かすのが上手いなあと思う。

「頂戴」「いいよ」――このやり取りも、良い雰囲気が出ていて好き。

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