第二次世界大戦の遺産である超兵器と戦うリアル系寄りだけど魔法も組みこまれたロボットという美味しい要素を色々取り込んだ設定。
軍人的な隊長と現代的な少女のバランス。
そして、架空戦記おなじみの超兵器が更にパワーアップして、それをどう打ち破るのか、予想外のアクションなども魅力的なギミック的魅力のある戦闘シーン。
良質なロボ小説だと思います。

現代の魔女たちが乗りしは古風な箒ではなく火砲を携えた騎兵、砲騎兵（ブルームトルーパー）と呼ばれる人型兵器。

敵は過去の大戦で未完成の震電やラーテといった兵器群。
それらを用いた人類を滅ぼす恐るべき「D計画」を乙女たちは防ぐ事が出来るのか？

オカルトと科学が混ざり合う新世代のストーリー、平成が終わりを迎えつつある夏の終わりに読んでみてはいかがでしょうか！

　全盛期における大戦末期に発動されていた、D計画。現代においても続いていたその計画は、平成の世になって人類に牙を剥く。
　その猛威に立ち向かう現代の魔女は、砲騎兵（ブルームトルーパー）を駆り戦場に立つ！　実在する兵器や歴史に絡めつつ展開されるストーリーとアクションが、男心を擽る快作ロボットアクションです！
　女の子がいっぱいで一見華やかなのに、戦いは泥臭くてリアル。そんな独特の空気感が魅力的！

長く凍てついた眠りから覚醒する男。
彼が率いるのは麗しく可憐なる魔女達。
彼等は戦う！過去より蘇った禁断の兵器と！
彼女達は駆る！天疾る巨人形作りし魔女の箒を！！

平成最後の夏に相応しい最高の物語！！

砲騎兵と呼ばれる兵器に乗る魔女。
戦後は終わり、大戦へ……魔を操りし兵器が活躍する

我々が知る現代とは別の世界線。

魔法の力で動くロボットで戦う戦士たちの物語が幕を開ける。