同じ企画に参加していたのですが……この作者さんの速さ、クオリティ、話の面白さには毎回舌を巻いていました。舞台設定とキャラクターにはこれでもかと個性があり、先の読めないお題を自然な形で盛り込みながら続きの気になるストーリーテリング。降参宣言以外に何をしたらよいのか。ラストまで読んだあかつきには、ゴールテープを切ったような爽快感のあること、間違いなしです。
毎週出てくる御題を用いて連載する——言うは易いが行うは難い。 それも三つ。更にそれにプラスされる付加要素。その全てを見事に熟し、まとまった一つのストーリに仕上げる。 その上、御題発表から作品発表までの期間の短さ—— だからといって、ストーリが破綻してるところは一切なく、見事なまでのストーリテリング。 今回も脱帽です。流石は「物書きの鉄人」! 登場人物も人並み外れたキャラクターが多かったですが、一番人並み外れているのは作者様ではないでしょうか?(笑