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2021年12月4日 18:48
私は横溝正史や江戸川乱歩あたりが好きなせいか、こうした出生の秘密みたいなものも、ミステリの王道と感じました。でも読んでいる時は「君は重蔵会長に似ているね」のあたりで「もしかして?」と思ったはずなのに、その後すっかり忘れていました。髪の毛の件と結びつけて考えることもなかったくらいです。自分が長編ミステリを書く時はほぼ毎回のように「出生の秘密」を入れてしまうのに、いざ読者の立場になると、案外気づかないものですね。 しかもこの作品では、その「出生の秘密」にも一捻り加えられていて、そこも凄いと思いました。 最終話なので、全体として一言。 他にも凄い点がたくさんあり、本当に素晴らしい作品でした。自主企画経由で読んだ作品だったので、詳しい感想は企画参加作品のまとめリストの中で書いておこうと考えていますが、それとは別に、短いレビューも書かせていただきたくなるほどでした。
私は横溝正史や江戸川乱歩あたりが好きなせいか、こうした出生の秘密みたいなものも、ミステリの王道と感じました。でも読んでいる時は「君は重蔵会長に似ているね」のあたりで「もしかして?」と思ったはずなのに、その後すっかり忘れていました。髪の毛の件と結びつけて考えることもなかったくらいです。自分が長編ミステリを書く時はほぼ毎回のように「出生の秘密」を入れてしまうのに、いざ読者の立場になると、案外気づかないものですね。
しかもこの作品では、その「出生の秘密」にも一捻り加えられていて、そこも凄いと思いました。
最終話なので、全体として一言。
他にも凄い点がたくさんあり、本当に素晴らしい作品でした。自主企画経由で読んだ作品だったので、詳しい感想は企画参加作品のまとめリストの中で書いておこうと考えていますが、それとは別に、短いレビューも書かせていただきたくなるほどでした。