宇宙旅行記

コスモナウトに成り果てて

宇宙(そら)を泳いでる

無重力の地平線の中

星を目印にして


想像したグロビュールの

夜を目の前に

無限にある新天地へと

夢を導きながら


まるで一面のプラネタ

心へと広げて

僕も知らない世界を

感じていたいのさ


オーロラを纏った青が揺れる

重なり合った色彩を

軌道回路に浮かべて

僕も乗せて回っていたんだ


夢を漂う僕と

夢を見る君と

一緒に目指した

薄明な光の先へ


この夜が終わっても

忘れなどしないさ

君と僕の約束

小さな宇宙旅行紀

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詩、短編集 いけだ @tomoya_1220

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