初めまして、和泉ユウキと申します。
この度は、「我こそは~」の自主企画に参加して下さりありがとうございました!
遅くなりましたが、読ませて頂きました!
読んだ順番から感想を書いています。
長いので、心してお読み下さい。
緊迫感溢れる惨状のプロローグから一転して、第一話の冒頭が平穏で、このギャップが良いですね。
って、まさかのクラスメイト(と教師)に嵌められた様な感じで、プロローグに繋がるわけですか!
この第一話の最後の台詞が、超好みでわくわくしました(笑)。
凄絶な笑みを見せるヒロイン、素敵です。
しかし、重要な秘密を知ってしまったからこそ、主人公が利用される。
かなり深い世界に足を突っ込んでしまったその境界線が、紙一重過ぎてぞっとします。
というより、クラスメイトや教師は、何をもって家に行かせたのでしょうか。ちょっと気になりました。
あと、主人公に悪い匂いはする、というのと逃げ出した家のこと(お兄さん優しい!)。
主人公が一体どん事情があり、どんな力があるのかが書かれていないというミステリアス。
しかも、「わんこ」が気に入る様な主人公。
後見人も姿を消したということは、普段は特に関わりがない、ということでしょうか?
主人公が巻き込むために、周囲で動いている感じなのでしょうか。
読み進めていくと、思ったよりヒロインがだらけた感じで驚きました(笑)。
いやはや、あれだけ不思議で雰囲気のある登場の仕方だったのに、これだけだらけているとは。
しかも、結構大雑把!良いですね、こういうキャラ好きです。
そして、胸の柔らかさに正直になる主人公。良いですね、こういうキャラ好きです(二回目)。
でも、主人公は悪い癖と言っていますが、色々疑うのは悪くないと思いますよ。この友人、超怪しいです(笑)。
しかし、下僕で良いんだ……。この主人公、柔軟性在り過ぎではないですか(笑)。
そして案の定の担任。
ヒロインのごめんね、とか、待つだけ、という台詞が意味深すぎます。
これからどんな風に関わっていくのか、かなり気になる展開でした。
続きがかなり気になります!
全体的にさくさくっと読めて、続きも次から次へと気になる感じでした。
もう完結されているということなので、最後どうなるのか。
企画が終わってから、改めてお邪魔しようと思います。
この度は企画に参加して頂き、ありがとうございました!
作者からの返信
和泉ユウキさん
はじめまして! 大変な企画に参加させて頂きありがとうございます。
お褒めのお言葉嬉しいです!
グロ系苦手で魔王様好きとのことで拙作はどうだろう……と心配でしたが、良かったです。
気にしてくださっている伏線は全部回収されます。一幕は本一冊分くらいでしっかり完結しますので、お暇な時がありましたらお読みいただけると、きっと楽しんでもらえると思います。
立ち寄っていただき、ありがとうございました。
3話目の『条件』において、
> 真信は己が一般的な善性を備えてはいると自負していたが、人殺しは絶対にいけないなどという甘言が通じない世界があることを、幼い頃から知っていた。
ここで「もしかして」と思ったのですが、それほど待たされずに、この5話目で、
> 深月ほどではないが、真信の実家も特殊な仕事を家業にしていた。
と、答えが明示される。こういうタイミングは良いですね。
ここまで読む間に、他の点に関しても「もしかして、これって、こういう意味?」と考えてしまう部分は結構ありました。だから、おそらく小さなモヤモヤとした『謎』は、いくつも作中に紛れ込ませてあるのだと想像します。『謎』って引っ張り過ぎると、過分に気になってしまうものですが、今回のような解答提示があると「小さい謎であれば、近々きちんと答えをもらえるのだろう」と信頼できるので、ストレスなくスラスラ読める感じです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
情報開示のタイミングはとても難しいものです。ご意見をもとにすごく悩んで書いていたので、そう言って頂けると嬉しいです。