【GM用】ボスデータ
◆ジャーム:クラッシャー(改) 土くれの悪魔
【年齢】- 【性別】-
【ワークス/カヴァー】 -/-
【浸食率】120%
【ピュアブリード】 キュマイラ
【能力値】 肉体 7 感覚 2 精神 2 社会 2
【技能】 白兵 3 回避 3 知覚 2 RC 1
【HP】 26 【常備化】 4 【行動値】6
【戦闘移動】11m 【全力移動】 22m
【エフェクト】
リザレクト
ワーディング 1
獣の力 2
破壊の爪 2
ハンティングスタイル 2
インベンジョン 2
コンセントレイト:キュマイラ 2
(エフェクトレベルは浸食率計算済み)
【武器】 破壊の爪 [白兵] 攻撃力10 ガード値3
【防具】 -
【一般アイテム】 -
【コンボデータ】
・メジャーアクション 「グリモアクロウ」
技能:白兵 難易度:対決 対象:単体 射程:至近
効果:
命中判定は固定値23で行う。命中した場合、16点のダメージを与える。
演出:
蒼く発光する禍々しい爪を振り下ろす。
・マイナーアクション
破壊の爪とハンティングスタイルを組み合わせて使い、PC達に接敵する。
既に接敵されている場合は、破壊の爪のみを使用し、目の前のPCを攻撃する。
・リアクション
回避を宣言する。イベンジョンの効果で、固定値23で回避する。
・オートアクション
なし
□戦闘プラン
マスター・イービルが作り出す傀儡。彼らの役割は、1VS5の戦いであるクライマックスの戦いを単調にしないためのものである。イービル自身は耐久が高いが、PCに分散されると彼らのロイスを削れないため、悪魔達は接近してくる者や孤立して飛び道具を放つ者を攻撃することにある。
なお、イービルの制圧力が高すぎるため、本来よりも耐久を落とし、出現数を少なくしている。GMやPLの熟練度によりこのバランスは見直してもよいだろう。
◆プレヒト・F・グリモワル マスター・イービル
【年齢】60代半ばから70代ほど 【性別】男
【ワークス/カヴァー】 研究者/UGNノース支部支部長
【浸食率】150%
【トライブリード】 バロール/サラマンダー/オルクス
【能力値】 肉体 2 感覚 1 精神 7 社会 2
【技能】 知覚 1 RC 5 知識:生物学 4 調達 1 情報:学問 1
【HP】 91 【常備化】 6 【行動値】11(8)
【戦闘移動】13m 【全力移動】 26m
【エフェクト】
リザレクト
ワーディング 1
コンセントレイト:バロール 2
インビシブルハンド 10
魔王の腕 1
魔王の理 5
氷の回廊 5
黒曜の鎧 5
小さき魔眼 5
特異領域 5
戦力増員 3
フェニックスの翼 4
魔人の盾 3
孤独の魔眼 3
特異点定理 3
蒼き悪魔 6
セットバック 3
燃える魂 4
ナーブジャック 1
ブレインジャック 1
ワールドディストラクション 3
生命増強 2
ディメンションゲート
(エフェクトレベルは浸食率計算済み)
【武器】 -
【防具】 黒曜の鎧 [ドッジ] -3 [行動] -3 [装甲値] 23
【一般アイテム】 -
【コンボデータ】
・メジャーアクション 「ジェネシス・エンペラー」
技能:RC 難易度:対決 対象:範囲(選択) 射程:視界
ダイス:16個 クリティカル:7 攻撃力:30
効果:
硬直を与える。飛行状態解除を与える。1ラウンドに1度のみ。
演出:
天井が落ちてくるような威圧感を感じさせる。腕を組み仁王立ちするイービルだけは、重力に反して髪や髭がたなびいている。その藍色の眼光に睨まれたあなた達の目の前の床に亀裂が入り、あなたはこれが幻覚ではないと実感する。
・セットアッププロセス
戦力増強、小さき魔眼、得意領域を組み合わせて使う。
・戦力増強 「出でよ!土塊の悪魔!」
先述の「土塊の悪魔」を自身と同エンゲージに出現させる(復活前2回まで、復活後1回)。
小さき魔眼と得意領域が宣言できなかった場合、それぞれ攻撃力に-10とダイス-5を適用する。
・マイナーアクション
はじめのターンに必ず黒曜の鎧を使用する。必要に応じて氷の回廊を併用する。
・黒曜の鎧 「換装!グリモア・アーマー!」
この宣言の後、上記の防具データが有効となる。
接敵された状態の場合、または土くれの悪魔とイービルが離れた場所にいる場合、イービルは氷の回廊を使い、飛行状態で悪魔のいるエンゲージに移動する。
・クリンナッププロセス
・「フェニックスの翼」
HPを20回復する。
・リアクション
ガードを宣言する。
イービルが単体で攻撃された場合には魔人の盾を使用し1シナリオに1度のみガード値を+30する。
イービルが悪魔といるときに範囲攻撃された場合は、以下のコンボを使用する。
・蒼き悪魔など 「悪魔の眼...開眼!」
孤独の魔眼により攻撃対象を自身のみに限定。その後、特異点定理によりガード値を+3Dする。さらに、蒼き悪魔の効果で攻撃を行ったPCに18点の反射ダメージを与える。「悪魔の眼...開眼!」は3回まで使用できる。ただし、蒼き悪魔の反射攻撃は1ラウンドに1度しか使用できない。
・蒼き悪魔 「うぬらの知らぬ世界」
1ラウンドに1度のみガードを行った際に、攻撃をしたPCに反射ダメージ18点を与える。「悪魔の眼...開眼!」と同じラウンドでは使えない。
・イニシアチブプロセス
なし
・オートアクション
・「セットバック」
1ラウンドに1度バッドステータースを受けたときに3つまでそれを回復する。このエフェクトは重圧を受けていても使用できる。
・「燃える魂」
HPが0となったとき、1度のみHPを40にして戦闘不能を回復する。
・「魔人の盾」 上述
・「孤独の魔眼」 上述
・「特異点定理」 上述
・「蒼き悪魔」 上述
・シナリオフレーバー
「ナーブジャック」
燃える魂で復活後、PC①に対して使用。数値は固定値を使用。成功した場合はPC①に同士討ちを行わせる。
「ブレインジャック」
PC①を黒い扉に誘導していたエフェクト。射程が至近なので、次のワールド・ディストラクションにて拡張している。
「ワールド・ディストラクション」
情報収集フェイズを中心にブレインジャックの発動の補助をしていた。今回のシナリオでは戦闘時にHPの現象を持ち越していないものとしている(イービルは本拠地から動いていないため回復がいつでも可能。またPC①を拘束した場合はこのエフェクトを使用せずともブレインジャックが使用可能なため)。
「生命増強」
今回はガードが堅いため、控えめ。
「ディメンションゲート」
作中の黒い扉のことである。プレヒトの趣味を反映して英国紳士的な扉の形状を取っている。
□戦闘プラン
このエネミーの長所は絶大な攻撃力と多彩な防衛手段である。特に防御力は装甲値とガード値の重ね掛けであり、装甲値無視を持ったPCがいなければ突破はほぼ不可能である。ただ、その分弱点も大きい。元々のHPが低くフェニックスの翼に頼らなければ即瀕死になってしまう。また、攻撃回数がラウンド1回なので、エネミーとして柔軟性に劣る。そして最大の弱点は行動値の低さである。初期値の11はボスとしては4人のPCに抜かれることを想定すべきだ。従ってこのエネミーははじめの1ターンをどう過ごすかによって、PC達の前に立ちふさがる巨大な壁となるか、雑魚キャラになるか決定する。GM諸氏にははじめの1ターン目から全力で切り札のガードエフェクトを切っていってもらいたい。手番が回ってきて黒曜の鎧を着こめば、余裕を持って戦えるはずだ。逆にはじめのターンにどれだけ手傷を負わせられるかがPC達にとっては勝敗の分かれ目となる。
1ターン目と2ターン目のセットアッププロセスには”土くれの悪魔”を2体ずつ召喚し、範囲攻撃を「悪魔の眼...開眼!」で防げるように布陣を敷くべきだろう。2回目の範囲攻撃や単体攻撃が来た際には魔人の盾でしっかりと受け止め、黒曜の鎧を着こみフェニックスの翼で回復する流れに繋げたい。2ターン目からは”土くれの悪魔”がどのくらい残っているかにもよるが、切れるカードがない状態での消耗戦となるので蒼き悪魔による追加ダメージをPCのロイス数調整に上手く使っていきたい。
復活エフェクト使用後は、浸食率に余裕があるPCへPC①をけしかけることで、この調整を行いたい。また、PC①がRC型であっても洗脳攻撃は仕掛けるべきだろう。
プレヒトというキャラクターの行動原理を考えてロールプレイすることでエンディングフェイズがより印象的になると筆者は確信している。
【ダブルクロス(DX3)/シナリオ】はじまりの特異点 Raito @raitowalker
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