オスクジャクさんとあいつ
攻撃色@S二十三号
第1話 夜の公園で…
オスクジャクさんとあいつ 1
1-1
俺はノンケだけど、めずらしいオスのフレンズ、クジャクと付き合っている。
フレンズは基本、サンドスターの奇跡で女の子の体になる…ってのは俺みたいな
フレンズマニアじゃなくても知ってる常識だ。
だが、フレンズの中にはごくまれに、少女じゃなくて男の体でヒトの形に、
フレンズになってしまうものがいるらしい。そのレアケースが、そう…
俺が付き合っている、というか肉…竿便器をしているあのオスクジャク、だ。
…俺はノンケ、どノーマル、ストレートなのに。
…俺も本当は、フレンズの女の子とラブラブセッ◯スしまくりたかったのに…
…そのためなら、警察か自衛隊に志願してセルリアンと戦う覚悟もあったのに…
――だが。
いつも運命というやつは、ビーンボールぎりぎりの変化球を投げてきやがる。
Binbinbinbin…
運命を呪っていた俺を、ポケットの中でバイブした携帯が現実に引き戻す。
引っ張り出した携帯にはメッセ着信のアイコン、そして。
“駅を出たよ もうすぐコンビニ” …クジャクさんからのメッセだった。
1-2
東京の夜、時刻は9時を回っている。俺は時間を潰していた古本屋を出て、
夜の街路を小走りで急ぐ。薄暗い街灯と、シャッターが並ぶ商店街を抜けて、
駅の南側へ…繁華街の外れにある、いつものコンビニへと向かう。
…いた。クジャクさんだ。夜の100メートル先からでもわかる。
クジャクさんは、ちょうどコンビニに入るところだった。
あの、束ねてツンと立てた尾羽根の碧色と虹模様がお尻で揺れて…
今日はタイトな空色のポロ、短めのティアードスカート。真っ白いタイツに
赤のストラップパンプスをはいたクジャクさんは…
フレンズ独特の翼の髪型、そして。…ここ日本では、フレンズ・モデルとして
雑誌を賑わせているあの、冷たく感じるほどの美貌で――
コンビニの客たちの視線を集めながら、クジャクさんはコンビニの中を進み、
雑誌などを手にとっているのが…見えた。
…ちくしょう。あのどスケベなトリめ…オスのくせにエロい格好しやがって。
クジャクさんの姿を見てるだけで、俺は自分のズボンの中が痛いくらいに勃起
していた。…俺はノンケなのに。
1-3
コンビニの客たちは、モデルのクジャクさんを知っているやつもいる気配で。
ガラスと照明の向こうで、クジャクさんが手を振っているのが見えていた。
…あいつら、相手がオスのフレンズだとは知るまい。
…もっとも、それを知っているのはモデル事務所と雑誌編集のごく一部、そして。
…あとは、クジャクさんの竿便器をやっている俺だけ、だ。
クジャクさんは、コスメか何かを買ってそれをポーチに入れ、コンビニを出た。
俺は少し遅れてそのあとを…尾行する。
まばらな街灯の下、クジャクさんの後ろ姿。歩いてゆくパンプスの靴音がそれに
続いて…それを尾行する俺は、緊張と興奮でばりばりに渇いた口でつばを飲んで。
ズボンの中の勃起が、ガチガチすぎて痛い。…ちくしょう、俺ノンケなのに。
クジャクさんは、跡をつけている俺のことなど素知らぬ様子で、夜を歩く。
そして。クジャクさんは、街路を離れて――
薄暗い、公園のほうへと進んでゆく。ここを抜けると、クジャクさんの暮らす
マンションへの近道。…そして、打ち合わせどおりのコース。
…よし。俺は、少し足を早めてその跡を追い…
1-4
この時間の公園は、当然ながら無人だった。…少し前は、薬の売人や半グレが
たむろしていたヤバイ公園だった、が。いつの間にか連中はすっかり消えていた。
だが、その当時の悪評がまだ残る公園には若者やカップルの姿もない。
そこを…クジャクさんは特に急ぎもせず、後ろも気にせず進んで――
…そして。街灯が照らしている、公衆トイレ。その手前で…
灯りの下で、クジャクさんが…立ち止まった。…俺もギクッと足を止め…
だがクジャクさんは、手首などかしげて腕時計を見て――
…! あっ、これ合図だ! 一瞬で悟った俺は…もう、足音を殺さず走った。
暗がりの中を走る音に、クジャクさんが振り返る、が。
「…!? なっ…く、ふぅう…!」
俺は、背後から長い尾羽根を避けて、クジャクさんの身体を背後から抱きすくめる。
と、いうか。逃さないようがっしり捕まえ、こちらを見たあのキレイな顔、
うっすら口紅をした唇を手で塞いで、声が出せないように…していた。
「い…いやっ、ぐ… ぅう… いや…! なに…」
俺の手の下で、可愛らしい悲鳴と熱い息が漏れて。それだけで俺はイキそうになる。
1-5
俺は、サカった駄犬のように勃起で前がガチガチのズボンをクジャクさんの腰に
こすりつけて。俺が、何のためにこいつを襲ったのかを教えてやる。
「…いっ、いや… ぅ、くぅ… やめ、放し…」
俺に。いきなり襲ってきたチカン野郎に口を、もう片手で腹のあたりを押さえ
られたクジャクさん。その細い体が俺の腕の中で、身をよじって抵抗する。
俺は、クジャクさんのうなじと耳元にハアハアと薄汚い息を吐きかけながら、
その細っこい身体を…街灯の明かりの下から、引きずりだす。
「…ぅ、ううーっ…! い、いや…だれか……」
…クジャクさんの、おびえた声。…やべえ、めっちゃ興奮するけど――
…一瞬だけ、俺は何かをミスってるんじゃないか?と不安になりながらも――
その身体を、街灯の脇にある公衆トイレ、その男便所のほうに引きずってゆく。
「いっ、嫌ぁ…! だれ、か… あっ、ぁ……」
…フレンズが、クジャクさんが本気になったら。コブラすら弄んでなぶり殺す
トリが本気でイラッとしたなら、俺はいまごろそのへんに生命だったもの、に
変わり果てて汚え有機物となり飛び散っている…はずだ。…だが。
1-6
クジャクさんは、おびえきったか弱い抵抗と悲鳴だけで、俺をフル勃起させて。
…そして。ションベンで腐ったコンクリの臭い、小便器の便所ボールの安い芳香が
混じった空気。薄暗い蛍光灯。公衆便所、汚え男トイレ。
その男便所の中に引きずり込まれた、可憐な美形のクジャクさんは。
「やめっ… わ、私…違、ぅ…っ、はなして…!」
背後からチカン野郎の俺に身体をもみくちゃにされ。服の下のブラがズレるくらい
薄い胸を触られ、スマートなお腹から…その下、むっちりした太ももを撫でられ。
「こんなこと…っ、やめて…! 私、違っ… あっ、ああ……」
クジャクさんは、もう塞がれていない唇から涙のにじむ悲鳴を漏らす。…が。
俺は、クジャクさんのスカートをずりあげながら手を突っ込み。
…太もも、下腹のあたりが熱い。タイツの上の太もも、そのさらに奥。
クジャクさんが弱々しく暴れて、オシャレな紐パン、レース編みみたいなショーツが
見えて、そして。俺の手は――
クジャクさんのショーツから、収まりきらずにふっくら飛び出している熱い肉に…
オスクジャクさんの勃起ち○ぽを俺はさわさわ、して。
1-7
「…! ぅ、うう… いやぁ…やめて、そんなこと…いやぁ」
クジャクさんの腰がガクガクして。半分、とろけた悲鳴が漏れる。
俺はクジャクさんの、ショーツから上向きにはみ出た勃起ち○ぽをシコシコ、
手コキしてやって――俺の勃起ズボンを、クジャクさんにゴリゴリ押し当てて。
“俺はアンタを、女の子と間違えて襲ったんじゃないぜ?”
と、無言で教えてやる。
「そ…そんなとこ、さわらないで…! 恥ずか…ぅ、くぅ…」
…ちくしょう、このどスケベなトリめ、エロい声、エロい顔しやがって。
…嫌がってる声だけど、どうせコンビニのあたりから俺に気づいていて、襲われる
予感でずっと期待勃起していやがったくせに…!
クジャクち○ぽをシコシコしていた俺の手に、ネバっと、漏れたカウパーが
まとわりついてネチネチ、シコるたびに音を立てていた。
俺がそのことをクジャクさんの耳元で言ってやり、先漏れで白っぽく粘った俺の
手指を見せてやると…クジャクさんは赤らんだ涙目顔でイヤイヤをする。
…クッソ、可愛スケベすぎんだろこのエロトリはよ…!
1-8
俺はもう、このスケベなフレンズにガチ勃起ち○ぽぶち込んでやりたくて。
…だが、予定通り――ち○ぽ触られただけで崩れそうになっているクジャクさんを
また引きずって。
「あ、あ… な、なに…もう、やめ…」
汚い小便器が並ぶそこから、もっとファッキンに汚い大便器の個室へと…
興奮して、ビクビク半端に広がる尾羽根もおっ立てているクジャクさん、
その身体を大便器の方に押し込んで…背後で、ドアを閉めてロックを下ろす。
臭くて、昼間の熱気がまだ残っているような薄汚い、そこで。
「や…やだ、いや… こんなの、いや… ゆるし、て……」
あのキレイな体を、オシャレな服を大便器の方に押しやられて涙目のクジャクさん。
俺は、その前で…猛烈な支配と、被虐と、興奮…感感感俺。
ハアハア汚い息を吐きながら、ベルトを緩め、ズボンのファスナーを下ろした。
その音に、クジャクさんがびくっと怯えて目を閉じ、イヤイヤする。
俺はそのきれいな顔に手をやって、無理やりねじ上げこっちを見させて…
ズボンを下ろして、ボコッと跳ね上がった俺のフル勃起を見せつけてやった。
1-9
「…! いやっ…! な…わ、私… やめて、オス、なの……」
…知るか、と言う気分で。俺は、自分の鼻にもツンとくるくらい、先走った汁が
こびりついて生乾きになった臭い勃起を…クジャクさんの目の前でシコシコし、
“わかってンだろ?” という顔でニヤついてから。
クジャクさんの腕をつかんで引っ張り、あのキレイな顔を…俺の鬼勃起ち○ぽに
無理やり、なすりつける。
「や、やだ…! こんな臭いの、いや…っ、ひど…い、ッ…ゥ、ぬグ…!」
嫌がっていたその口に、手で持った勃起をねじ当てると…
ぷるっとした唇、固い歯の感触。その奥に無理やりねじ込んで… くぅ、熱い…!
「…ぐ…ぅ、ぬふ…! ぅ、ウう… くふ、っふぅ… は、ぁああ…」
口腔と、ヒヤッとするツバ、熱くてとろけそうな舌の感触… やべえ。
俺はクジャクさんの髪と翼のあたりを手でつかみ、イラマチオっぽくその口を
犯して、今まで使ったオナホが吹っ飛ぶくらい気持ちのいいクジャクさんを楽しむ。
「…ぐ、ぬ…っ、ふあ! はあ、はあ… もう、いやあ…」
あやうく、おクチでイキそうになった俺はクジャクさんから離れ…
1-10
ズボンとパンツを、動きやすいようくるぶしまで降ろした俺は。
イラマで口を犯され、酸欠したように息をしていたクジャクさんをまた、つかまえ。
今度は、クジャクさんを後ろ向きにして――汚い大便器に手をつかせ、抱かせる
ようにして押さえつけ、四つん這いのように身をかがませる。
「いや、いやっ… もう、ゆるし… ぁ、あ…! だめ……」
ばさり、ふわりと…ボリュームのある尾羽根が俺の視界をさえぎる。その、毛皮と
いうか干した布団のようないい匂いのする尾羽根を、俺は横に押しのけ。
…クジャクさんの腰が、尻が逃げようとするように。
…いや、誘ってんなこのエロトリ。俺はスカートをまくりあげ…女のそれと比べると
しなやかで細っこい、だが肌が真っ白でエロい丸尻を両手で楽しんでから。
「…! あっ、あ… ふ、ぁ…! そんな、とこ…嫌ぁ……」
さっきのシコシコで緩んでいた紐パンを解いて、尻から引き抜いて。
ゴクッとつばを飲むほど白くて、エロいクジャク尻。腰骨のあたりから伸びる
尾羽根がびく、ビクッとなにか期待するように震えてるそれを目で犯してから。
尻肉の奥で、薄いココア色のシワがヒクヒクしている…クジャクのケツ穴。
1-11
「…ひッ… あ…! いや、嫌… 触らな…ぁ…あーっ」
俺はその可愛らしい肛門を、ひどく汚く見える俺の手の親指でこねくるように
触って…… ツプ、と音をたてて指がケツ穴の中に、挿さる。
…女のアソコみたいに濡らしやがって、このどスケベフレンズめ。
…さっき俺にメールしてきたとき。デパートの女子トイレあたりで洗浄を済ませ、
ローションをたっぷり仕込んで尻穴にもなすって…ばっっちり、犯される準備が
してある、クッソエロいオスマ○コが。俺の指をくわえてヒクヒクしていた。
「はあっ… ぁあ…いい… ッ、ぅう! いや、こんなの嫌ぁ…」
…いま、感じすぎて演技忘れていやがった、このどスケベオス。
親指で尻穴をほぐしながら、他の指でその下、興奮でふっくらしている肉を、
クジャクさんのタマをさわさわしてやる。もう片方の手でその奥、触ってみると
ビキッと音がしそうなくらいにクジャクち○ぽも勃起していた。
俺は、ココア色の肛門からぬぽっと親指を引き抜いて。じれったそうに腰を動かす
クジャクさん、そのどスケベな尻肉に…赤黒い俺の鬼勃起をなすりつける。
「はっ、ああ…! だ、だめ… そんな固いの、入れないでえ…」
1-12
尾羽根の向こう、ここからでは見えないクジャクさんの唇が切ない声を漏らす。
もちろん俺は構わず…さっきのイラマの、クジャクさんの唾液がまだ粘ってる
ち○ぽを。…口紅のカスが亀頭のカリと血管にこびりついてる、くっそエロい。
そのち○ぽの先端を、ほぐされて、どスケベの期待とローションで濡れている
尻穴にグリグリと押し付けて愛撫、焦らしてやる。
「ぅ、う…! いや、いや! チカンのち○ぽなんて、ぜったい嫌ぁ…」
…スケベなこと言って自分で盛り上がってるエロクジャク、その尻がくいくいっと
動いて、ち○ぽをねだって俺を誘う。…俺はすぐイキそうな勃起を握って。
「…ぅ! は…ッ、ぁはああ…! いッ… ふくぅ……!」
クジャクさんがわずかにリキんで、ぷくっと盛り上がった肛門の花びら肉に。
俺の赤黒い勃起、カウパーとローションでテカっていた亀頭がずぶ、と埋まる。
…熱い、さっきのフェラの舌より熱くって、やわっこくて…キツい。
排便するときの直腸収縮で俺を誘ったクジャク穴に…ケツ穴に、めりめりと
俺の勃起が埋まっていって… ギュウウッ、っとクジャクさんの背中がのけぞる。
「は……ッ、ぅうう……」
1-13
クジャクさんと、俺が同時に…快楽の吐息を絞り出す。
俺は、真っ白くて細い腰を両手で捕まえると――ゆっくり、俺の勃起の根本まで
尻肉に埋まるまで、ゆっくり… 小さく抜き差ししながら、尻を奥まで犯す。
「はっ、あああ…! い…いやあ、いや… ち○ぽ、ち○ぽ……」
汚いトイレの壁に向かって、とろけたクジャクさんの唇が熱い息を吐いていた。
俺はクジャクさんの奥、結腸のS字クチがキュキュ、と俺の亀頭をくわえこみ、
愛撫している奥まで、ち○ぽをぶち込んで…クジャクさんを痙攣させてから。
そこから俺は、ゆっくり腰を使う。腰を引いてズルっと、カリが尻穴の筋肉に
引っかかるまで抜いて…そこから、前立腺と精嚢のあたりまでメリっと犯して。
「はあ、あッ…! だめ、だめぇ… こんなの…メスにされちゃう、されちゃう…」
…いつもベッドでするときより、この変態なセックスに――
…公衆便所で、知らない男に、チカンにレ○プされているということプレイに、
クジャクさんは明らかにいつもより興奮して、もうイキモードに入っていた。
「ぅ、くぅううっ…! いい、い…いいっ…! …く、ふうう!」
ち○ぽでケツ穴と腸をえぐられるたび、エロいクジャク声が漏れまくる。
1-14
…俺も、最高に気持ちいいこのオスマ○コに、快楽に、まるっきり溺れて。
「おっ…く、ぐ…! はあ、は… ぅあー…、あっ!」
クジャクさんのエロ声も、メスイキするたび我を忘れてオスっぽくなる。
俺が腰を使って犯すたび、クジャクさんがエロい悲鳴を漏らすたび、ペチペチと。
ケツでメスイキして、半生の勃起になって垂れたクジャクち○ぽが大便器に
当たって音を立てていた。…メスち◯ぽまでエロい。…だが。
…今、セックス中は竿に触るとダメだ、気が散る、と。あとで叱られる。
俺は、クジャクち○ぽを無視して――そして、この尻穴ですっかり早漏にされた
俺はもうイキそうになって。両手でクジャクさんの身体、薄い胸のあたりを
さわって服の下でブラをずらし、ぷっくりしていた乳首を虐めながら…
“もう出る、いく、イク、おまえのま○こにザー◯ンが出ちまう”と。
クジャクさんにのしかかって、その首筋と耳元にキスしながら下品に言ってやる。
「…! いや、嫌…それだけは… いやっ、あ! ああ…!」
ガッツンガッツ、腰を使ってクジャクさんを犯しながら…俺は大便器に押し付けた
身体を、乳首を痛いくらいに愛撫しながら―― …一番奥まで犯して、イッた。
1-15
「っ、いっ…! いや、あああ…! で、出て…る くは、くぅうう…」
俺がクジャクさんの中に、ケツの奥にドクドクと流し込み、ち○ぽごと体を硬直
させて川のオス鮭みたいに射精すると――
クジャクさんの首がのけぞって、俺が射精して勃起を膨らますたび、ビクッと
その首と髪、翼が。尾羽根がケイレンして、最後の一滴まで快感をむさぼる。
「ふっ、ふあ… うぐ… ひ…ひどい……」
俺は背後から、息を荒くしているクジャクさんの唇を探って、そこに手指を
突っ込んで指フェラさせる。最初はイヤイヤしていた首と口が、そのうち
じゅぽ、っと音を立てて俺の指をしゃぶって… 俺はその快楽に背骨が震える。
…クジャクさんを犯したままのち○ぽは、まだ八割方の勃起――
このまま2発目も犯せそうだったが… 俺は、最初の“打ち合わせ”どおり動く。
俺が勃起をクジャクさんのケツ穴から引き抜くと。
「…くぅ! はあ、あっ…! ……あっ、ああ……」
クジャクさんは抜かれたときが一番苦しそうな声を出し、そのまま…
「…………」 ガクッと、無言で汚い大便器に突っ伏してしまった。
1-16
…俺は、快感でまだフラフラしながらクジャクさんから離れ、ズボンとパンツを
あげてベルトをカチャカチャ閉めて。…そして。
レ○プされた尻を、下半身をむき出しのまま…乱れた太もも。尻肉の奥の、粘った
尻穴をくらい蛍光灯の明かりにさらしたままのクジャクさんは…
無言で泣いているように、荒い呼吸だけして…動かない。
俺はそれを見、一瞬迷ったが――
ここで心配したり、声をかけたりしたら全てが台無しになると悟って。
“よかったぜ、あんた。また遊んでやるよ、じゃあな” と。
薄笑いのゲスゼリフを吐き捨てて。俺はレ○プされたクジャクさんをそこに残し、
若干の心配と不安を抱いたまま公衆トイレを出て――
…ひと目がないのを確認してから、走って逃げた。
そのまま、息が切れるまで走って…さっきのコンビニを過ぎ、駅に駆け込んで。
そこの、さっきと同じくらい汚いトイレの大に入って、扉を締める。
…そこで。息が切れて、熱くて痛いくらいの呼吸をして。俺は自分の携帯を見る。
…何の反応もない。また、不安がやってくる。
1-17
…クジャクさん、大丈夫かな。…調子に乗ってやりすぎたか?
息が落ち着いてきて。俺は、10分ほど隠れていたトイレの大から出て、
何の反応もない携帯を握りしめたまま――自宅に戻る方向の電車に乗った。
…クジャクさんからは電話もメッセもなにもない。
…やりすぎて怒られたか、それともあれではご不満だったのか…?
俺を乗せた電車が、ひと駅を過ぎ、走り出したとき…だった。
Binbinbinbin…
携帯が、バイブした。この音、この動きは――クジャクさんだ…!
俺は、心臓が口から出そうに緊張しながら、次の駅で電車を降りて。そのまま、
その駅のトイレ、大の個室に隠れてから…そのメッセを、見る。
“としあきさん さっき すごくよかったよ最高”
…そっけない、それだけのメッセ。だが俺は、身体がばらばらになるくらい安堵
して、同時に…あのどスケベフレンズ、プレイの指定が細かいクジャクさんの
注文を――『痴漢に襲われて公衆トイレでレ○プされちゃう可哀想な私』を、
パーフェクトにこなした達成感に酔い、そしてまた猛烈に勃起していた。
1-18
…くそっ、俺はノンケなのに…! 俺はトイレの大個室で、ガマンできずに
チャックからち○ぽだけ出して、さっきより勃起してるようなそれでオナニーする。
…まだ自分の体に、クジャクさんの匂いが残っている…ち◯ぽも、粘つく…
…まだ手とち○ぽに、あの体の熱が残っている… 2発目なのに、すぐイキそうで。
――だが、そんな俺のズボンのポケットで。
リロリロ リロリロリロリロ
携帯が着信の音を鳴らして、俺をビクッとさせる。この音は、クジャクさん??
勃起を放り出して携帯に出た俺の耳に… あの涼しく、甘いささやきが。
「――…としあきさん? いま、どちら。 …ああ、もう駅なのですね」
「――…要件も飛ばしましたけど… ウフ、さっきはすっごく…ありがと」
「――私もマンションの部屋に、ええ。…服が汚れちゃって、うふふ」
「――ええ、今は身体だけ流して、裸に… としあきさんは?」
「――まあ、駅のトイレなんかでち○ぽシコシコしているの? ヘンタイね」
「――…うん、私もね… としあきさんの声、聞いてたら… 勃っちゃった…」
…あのどスケベフレンズは、電話ごしの声で俺をエロ挑発しまくっていた。
1-19
「――…ねえ、としあきさん… 私ね、さっき知らない男に襲われちゃったの」
「――公園のトイレに連れ込まれて、私…無理やり犯されちゃって…」
「――レ○プされて、汚されちゃったの。いっぱい、おしりに出されちゃった…」
「――私、痴漢なんかに… もう、としあきさんとは会えないわ…嫌われちゃう…」
…などと。気がつくと、俺はまた猛烈にシコリまくっていた。
俺は、アホみたいな吐息といっしょに、カウパーで粘ってネチネチいってる
シコり音を携帯に聞かせて、クジャクさんに飛ばし… ちくしょう。
「――まあ、うれしい。そんなに勃起してるの… 見たくなっちゃったなあ」
「――…私もね、さっきは何度もイッちゃったけど。ザーメンは出してないから」
「――いま私、すっごく勃ってる。シコシコしたい… ねえ、としあきさん…」
…ちくしょう。俺はノンケなのに。本当はメスフレンズのま○こに出したいのに!
俺は、電車で戻って――そこから、また走って。クジャクさんの住んでる、ごつい
高級マンションの前まで…走った。
オートロックの、その城門じみたドアの前に俺が立つと。
…音もなくマンション入口のドアが開いて…俺を呼んでいた……
つづく
オスクジャクさんとあいつ 攻撃色@S二十三号 @yahagin
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