応援コメント

第32話 再びバスの中で」への応援コメント

  • 月ノ下くんの個性に、磨きがかかってきました。そして彼と女子たちの会話、間の取り方は見事だと思います。
    学園生活の何気ないできごとを描き切る力量が素晴らしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    どこか鈍感でお人好しな主人公ですが、今回はその空気を読まない鈍感力が場の雰囲気を良い意味で壊して状況を打破することができました。
    星原さんもそんな彼をフォローするのに慣れてきたようです。
    お褒めにあずかりましてありがとうございます。
    サトヒロさんのように情感のある心理描写が上手い書き手さんに言っていただけると、とても嬉しく思います。

  • 物語が進むにつれ、どんどん月ノ下君や星原さんのキャラクター造形に磨きがかかってきた風に思います。
    謎解きやミステリーだけでなく、今回の虹村さんの回のように人間ドラマを上手く表現されているのもこの物語の強みではないでしょうか。
    大きな事件が起こらなくても面白い物語に仕上げてしまうのは流石だと思います。

    作者からの返信

    最初のころはキャラクターの立ち位置を模索しながら書いてしました。
    「お人好しでトラブルに巻き込まれがちだけど、推理の発想はひらめく主人公」と「クールで状況分析に長けた、アドバイザーポジションのヒロイン」というポジションがやっと固まってきたのがこの話のあたりかもしれません。
    お察しのとおり、人間関係や社会に関する寓話的な要素を学園ミステリに落とし込んでこの話を作っているところはあります。
    本当に嬉しいお言葉です。ありがとうございます。

    編集済
  • コメント失礼します。

    毎回、話の本題と問題解決のカギになる星原さんの小説と2つの物語を考える。

    作り手の目線で見てしまうとゾッとしますね。

    自分もこういう丁寧で緻密で凝った作品を作れるようになりたいです。


    作者からの返信

    ありがとうございます。

    途中からは星原さんの小説というよりも、彼女との雑談の中でテーマと関連するアドバイスを描写する形になっていました。

    実は最初書きあげた時にはひどく不完全な物語で、人に見せられるものではありませんでした。
    後からつじつまを合わせたり展開を変更したりして、何度も推敲しておりました。

    時間をかければいい作品になるとは限りませんが、この作品については当時の自分が伝えたいことを懸命に詰め込んだ思い入れの強い物語なので、評価していただけて素直に嬉しく思います。

  • 今回、「特別扱いされることがとても苦痛」という部分が、ものすごく欲しかった文章だった気がします。
    私は不登校生で、中学のはじめ「途中からでもいいから授業に参加しろ」という特例でものすごく苦しみました。
    自分では中々文章化できなくていたのですが、今回当てはめることができてよかったです。ありがとうございます。


    さて、月ノ下くん、日野崎さんの時と言い、フラグをちょっと立てた瞬間で折り曲げてますねww 行動力あっていい奴なのになあ……
    そして星原ちゃん……このタイミングでメールって、エスパーなんです???

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お気持ちわかります。
    狭い教室の世界の中ではちょっとした周りとの扱いの違いがとても気になるんですよね。

    星原さんはどういう訳か月ノ下くんにとってのフラグブレイカーのようです。

    編集済
  • 拝読させていただきました。
    エピソードも充分面白いんですが、真守の異常性が。

    「やる動機も意義あって、やる方法も思いついて、見通しも成功しそうだから、やっただけだよ」

    と、本人は言いそうですが、普通はやらねぇよ! と、ツッコみたいw
    このキャラ造形は見事ですね。

    この自己評価低めな部分にもどかしくも、惹かれるんでしょうね。
    女の子達は。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    エピソードとして、ミステリとは言えないところではありますが、楽しんでもらえて嬉しく思います。

    ここまでの展開で「おかしいな。主人公なのに貧乏くじ引くばかりで、何かと対決するようなことしてないぞ」と思ったので、困っている女子を助けるために先生に立ち向かうというヒロイックな行動を取らせてみました。

    虹村さんも口にしませんでしたがちょっと主人公に思うところがあったのかもしれません。

  • このエピソードも面白かったです。
    キャラクターも増えてきて、世界がますます広がりますね。

    作者からの返信

    ありがとうございます。

    物語を書いている時には「ジャンルにとらわれずに面白いと思うものを書こう」と思っていたものの、この話については「日常ミステリ」や「謎解き」を期待した人からすると困惑したかもしれないと若干不安でしたので、そう言っていただけると嬉しいです。

  • あらあらあら、大事なフラグが折れちゃいましたね笑

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    虹村さんは真面目で融通が利かないようでいて、人の気持ちに聡いところもあるので、二人の微妙な間柄を何となく察知したのです。