少女には心を。草臥れた中年には……

世を拗ねたように暮らすイブロが出会ったのは、心を持たぬ古代兵器の少女。
彼女の目を取り戻さねば世界は火の海になると告げられ、二人は旅に出ることに。
イブロは少女に心を与えたいと願い、人としての振る舞いを教えます。
心を教えるということは、自らの心を開くこと。
イブロもまた、少女と関わることで己の過去と向き合い……

優しくて、切なくて、希望に満ちた物語です。
中年のおじさん、カッコいいですよ♪
お薦めです!