起立性調節障害の娘と向き合うため介護休暇を取りました

作者 天崎 剣

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★★★ Excellent!!!

起立性調節障害という病気は、聞いたことがありましたが、単純にもっと症状が軽いものだと誤解していました。

次女さんのその病気に向き合うお母さんが書く、ノンフィクションの家族レポートは、すごく文章がしっかり読みやすく、一気に最後まで読み切ってしまいました。

忙しい仕事と、子育てに、子供たちの病気に、ギリギリと家族一同で踏ん張っている姿が、読んでいてつらいけれど、すごく心打たれました。

病気の理解が、このエッセイをきっかけに進むことを望みます。

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★★★ Excellent!!!

この病気のことは初めて知りました。

お母さんがんばれ、なんて軽い言葉をかけることなどできません。
目が回るほど忙しい作者さんの日常。読んでいるだけで気が狂いそうです。
お母さんがんばりすぎ。でもがんばらないと回っていかない。
いろいろありすぎて、体に絡まってしまった縄が、どんどん締まってくるような苦しさを覚えました。

この作品が多くの人に読まれて、病気に対する理解が進むことを願っています。

★★★ Excellent!!!

このエッセイを何だろうと思って読んでみるまで、私自身起立性調節障害なんてものは知らなかった。
起きた時にくらってくるのかな、と字面から思った。
しかし読み進めてみるとなかなかに厄介な病気のようだ。

作者様のご家庭の忙しくて手が回らなくなっていく状況が切実に描かれており、読んでいてしんどさもある。
次女さんにとっての父からの言葉やきょうだいからの言葉は胸に刺さるだろう。
姉である長女さんがいて作者様がいて、何とかなっていた時期もあったけど、だんだんそうもいかなくなっていく。
読んでいて辛いし、しんどいが、作者様が現在向き合っているということだからきっと光はあると思って読み進めている。

思った以上に社会は昼に活動する人のためにできているということを否応もなく知らされる。
起立性調節障害に限らず、朝起きて学校に行き、夕方帰ってくる生活に合わない人はいるのだろう。
今まで目を向けてこなかったけれど、このエッセイを通してしっかり見つめていきたい。