もし願うことが許されるのなら、自分もこの舞台で筆を──!

小説は、突き詰めるまでもなく娯楽である。
だけれどその娯楽に、人は一喜一憂し、ときに笑顔を、時に涙をこぼす。

現代の技術の延長線上で、もしも小説が発達したのなら──きっとこの作品のような、競技が生まれるに違いない。

文字に熱い血が通った、電子の戦いが、だ。

ここにあるのは難解なSFではない。
どこまでも人を楽しませる、最高の〝小説〟である。

小説家を目指す人、小説を書くのが楽しくて仕方がない人、そして疲れてしまったあなたにこそ、ぜひ読んでもらいたい物語!

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