ちず

第2話課題

あの日から一週間が過ぎた

店長の態度は以前と変わらず優しい

その日の夜に✉️してみた

「こんばんは こないだの話 もう一度してもかまいませんか？」

構わないけど 結論は変わらんよ

「どうしたら 付き合って貰えますか？」

聞くけど どうしてわしなの？ お前の何が変わってるの？

「言えば付き合って貰えますか？」

いやいや 付き合わないって

じゃぁもう聞かないから

おやすみ

「おやすみなさい」

3日後の３月19日 もう一度✉️

「こんばんは」

どうした？

「私の事お話しします 軽蔑しないと約束して下さい」

あぁいいよ

「軽蔑しないで下さいね」

あぁ大丈夫

「……私人より性に関しての興味が強くて

恥ずかしいですけど …… 」

そんな話をわしにして大丈夫なの？

「分かって欲しいんです 私を理解して貰ってから付き合って欲しいんです」

付き合う訳では無いけど 聞いたげるよ

「ありがとうございます でも付き合って欲しいんです 女として見て欲しい

続けます ……

それからの話は 小学生の頃から性に興味を持ち オナニーをしていた事 家に誰かが隠していたSM雑誌を見て異常に興奮した事 今はSMサイトやblogを見て妄想を膨らませている等であった

「最近は独り暮しなのでオナニーは毎日してしまうんてす しかも乳首にクリップを挟んでみたり 輪ゴムできつく括ってみたり はしたない変態みたいなんです 私」

……まぁ性癖は色々あるから 気にしなくていぃんじゃないかな お前を受け入れてくれる男さえ見つかれば問題無い事だし

「探しました サイトで募集もして一度会った事もあります でも会ってみたら違うんです 望んだ男性じゃなかったんです

一度１年先輩の方から申し込まれて付き合いました 処女もその人にあげました

その人のSEXは優しく私を大事に抱いてくれましたが 私の欲求は満たしてくれません 思い切ってして欲しい事を伝えましたが 変態扱いされて別れました それ以来男性とは付き合ってません」

……… なるほどね

その男性とのSEXでは感じたの？

「それなりに感じたと思います 満足はしなかったけど」

どうされたいの？ 鞭打ちとか？

「いえ 痛いのは駄目だと思います 何て言うか好きなった人の持ち物みたいになりたいんです」

ふぅん 男に支配されたいの？

「そうそう そんな感じです 好きな人に支配 管理されたいんです 変ですよね」

変かどうかは個人の感覚だわな

で？ お前はわしに管理 支配されたいわけ？

「して貰えるんですか？」

しない訳では無いが お前の本気度が分からない

「どうすればいいですか？ どうすれば分かって貰えますか？」

どうしようか？

そうだなぁ これから四週間 毎週１つづつ課題を出す それを全てクリアー出来たら次に進める事にしようか

「四週クリアーすれば貴方の女にして貰えるんですね」

そうとは限らんが なりたけりゃやるしか無いんじゃない？

「そうですね じゃぁやります 何をすればいいですか？」

日曜にその週の課題を連絡するから

「分かりました」