ちず
@kaku0814
第1話告白
私 知寿は彼を好きになって2年
想いをためてきた
遂に先日の3月9日 告白した
「店長 私と付き合ってもらえませんか」
いやいやわしは既婚者やし
「それでもいいんです 私と付き合って下さい」
それは無理やろ 同年代と付き合えばいいじゃない
「無理なんです」
何が無理?
「受け付け無いんです」
何を?
「同年代の異性をです」
経験あるの?
「付き合った事はあります でも無理でした」
セックスが?
「全てです キスすら無理でした 受け付け無いんです」
それは相手が悪かったんだろう わしだとなお悪いわ (笑)
「店長なら大丈夫だと思うんです」
いやいや無理だろ
「大丈夫です」
何? その確信は?
「何となくですが 店長なら受け入れて貰える気がしますし 私も受け入れれる気がするんです」
何を受け入れる?
「私をです」
いやだからお前の何を
「私 変わってるんです 他人と違うんです」
何が違う?
「それは付き合って貰ってから言います」
……………
「付き合って下さい」
いやだから わしは既婚者やから無理だって
お前だって不倫じゃ嫌だろ
今日はもう帰りなさい お疲れ様
私 名前はちず 大学二回生
店長はバイト先の雑貨店のオーナー兼店長
この日は相手にしてもらえず帰宅
田舎から出てきて独り暮らしのワンルームマンション住まい 三階建ての301号室
部屋の中は暗闇と静寂 ついつい妄想の世界に入ってしまう
妄想は妄想 ある程度満足出来ても 物足りない 物足りなさを埋めてくれるのは店長しか居ないと思うんだけど
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