　カクヨムコンシリーズ第5弾です。

　こちらはラブコメ部門で特別賞を取った作品。原題は『絶対好感度指数スキキライ』。

　私は前のタイトルも良いと思ったのですが、出版にあたりタイトルも変更されたようです。

◆タイトル『好感度120%の北条さんは俺のためなら何でもしてくれるんだよな……』

◆作者　本田セカイ

◆イラスト　るぅ

◆レーベル　角川スニーカー文庫

◆発売日　2019/1/1

◆感想

　主人公雅継には『他人の俺に対する好感度』が見えるという特技がある。

　大抵の人間は『知り合いレベル』の40%程度なのだが、転校してきた才色兼備な完璧お嬢様・北条朱雀の好感度はなんと120%で……というお話。

　「人の好感度が分かる力」と「相手が抱く感情が分かる力」の二つを持った雅継。

　彼はその二つの力を使い、誰とも必要以上の関係を持たず、かといって孤立することも無い平穏な日々を送っていました。

　しかしそこへ、好感度120%という今まで見たことも無い数値の北条さんが転校してきて、雅継は警戒します。

　ですか北条さんはそんな雅継の思いをよそに、とにかくグイグイくる！

　しかもそれだけでなく、同じ同好会の虎尾さんや、リア充のクラスメイト、妹、男の娘とにかくいろんな女の子たちが登場して……！？（なお私は完全なる虎尾さん推しです……）

　個性的な女の子たち、あの手この手でアタックしてくる北条さん。訪れる同好会存続の危機……雅継はピンチにどう対処するのか！？

　女の子が可愛いだけでなく、とにかく会話のテンポがよく、雅継のツッコミが冴え渡っているのも面白いです。

　ハイテンションに物語が進んでいくので、読んでいて楽しく、夢中になって最後まで読んでしまいました。

　好感度が高すぎる女子に甘やかされたい方、ラブコメ好きな方ににオススメ！

◇『絶対好感度指数スキキライ』

◇『継母の連れ子が元カノだった』感想

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