ラノベ紹介(カクヨムコン3作品特集)
64.継母の連れ子が元カノだった 感想
今回の作品は第3回カクヨムコンでラブコメ部門大賞を受賞した『継母の連れ子が元カノだった』です。
ここでわざわざ感想を書かなくても、カクヨムの中を探せばレビューや感想が見つかるということもあり、今までカクヨム発の作品は取り上げて来なかった私。
ですが折角買ったのだからということで、カクヨムコン受賞作品も取り上げて行きたいと思います。
ちょうど第4回カクヨムコンも盛り上がっている最中ですし参考にしたい人も多いでしょう。
ということで、これからしばらくはカクヨムコン作品強化月間にしようかなぁ、と!
この作品は、通常ランキングで常に上位に居て名前は知っていたのですが、読んだことが無かったので書籍化にあたり初めて読みました。
著者の紙城境介さんは『ウィッチハント・カーテンコール 超歴史的殺人事件』で第1回集英社ライトノベル新人賞優秀賞を受賞してデビューした作家さんなのだとか。
イラストは『ありふれた職業で世界最強』のたかやkiさん。今まで知らなかったイラストレーターさんなのですが、好みの絵柄なのてこれからチェックしてみようかと思います。
◆タイトル『継母の連れ子が元カノだった 昔の恋が終わってくれない』
◆作者 紙城境介
◆イラスト たかやki
◆レーベル スニーカー文庫
◆発売日 2018/12/01
◆感想
ある中学校である男女が恋人となり、イチャイチャして、些細なことですれ違い、ときめくことより苛立つことのほうが多くなって……卒業を機に別れた。
そして高校入学を目前に二人は――伊理戸水斗と綾井結女は、思いがけない形で再会する。
「僕が兄に決まってるだろ」「私が姉に決まってるでしょ?」
親の再婚相手の連れ子が、別れたばかりの元恋人だった!? ――というお話。
んーーーー! これは! 甘酸っぱい!!
正直、初めはそんなにタイトルで惹かれなかったんですよ。「元カノがいるなんてリア充じゃねーか、ケッ!」みたいな感じで。
でもこれ、読んでみたら……コンテストで大賞を取るのも分かる!!
この作品、応援したいですもん。支持したいですもん!!
仕方なく始まった同居生活。初めはお互いに反発していたのですが、一緒にいると、どうしても意識してしまい……二人ともまだお互いを好きなのに、素直になれないところが焦れったいです。
でもツンがあるからこそ、たまにくるデレが強力!!
この二人、なんでこんなに可愛いんでしょう??
こういう、両思いなのに素直になれないみたいなシチュエーションが大好きなので、気がついたらツボにハマってしまいました。
しかも義理の兄弟でお互いの関係を周りに内緒にしているというのもドキドキ。
まさに「胸キュン」という言葉がぴったり。思わず「うわーーー!!」と悶えてしまいます。
個人的には、看病の回もいいんですが、お風呂上がりに誘惑しようとする回が好きですね。
くれぐれも電車の中とか外で読まないようにしてください。ニヤニヤしてしまって、変な人だと思われるので……(やってしまった人)
とにかくカップルがイチャイチャしているところを見てニヤニヤしたい方、甘酸っぱい恋模様が好きな方にはおすすめの一冊です!
◇『継母の連れ子が元カノだった』カクヨム版
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883783581
◇『お隣の天使様にいつの間にかダメ人間にされていた件』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885969256/episodes/1177354054891022657
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