47.ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか。 感想
こちら「例の紐」で一世を風靡(?)した人気作品です。(知らない方はググってね!)
元々は小説投稿サイトArcadiaに投稿されていたそうで、第4回GA文庫大賞で大賞を受賞。
ちなみにGA文庫大賞は今まで10回行われていますが、大賞が出たのはこの回だけだそうで、凄いですね!
ちなみに大賞を受賞したときのタイトルはは『ファミリア・ミィス』という題名でした。
そのため「出版される際に編集に無理やりなろう小説みたいなタイトルに変えられた」みたいな話をまとめサイトで見た覚えもあります。
ですが、調べてみるとArcadia時代のタイトルがすでに『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』だったみたいで元に戻しただけみたいですね。
2015年にテレビアニメ化もされています。
実はアニメを見ていたので読んだ気になっていたのですが「このラノベがすごい2018」の文庫本部門ベスト10の中で唯一読んでいない作品だということに気づいたので、急遽読むことに。
『デュラララ!』や『夜桜四重奏』でおなじみのヤスダスズヒト先生のイラストもポップ&キュートでかわいいですよね~
好きなイラストレーターさんのうちの一人です。
◆タイトル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
◆作者 大森藤ノ
◆イラスト ヤスダスズヒト
◆レーベル GA文庫
◆発売日 2013/01/15
◆感想
迷宮都市オラリオ──『ダンジョン』と通称される壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。未知という名の興奮、輝かしい栄誉、そして可愛い女の子とのロマンス。人の夢と欲望全てが息を潜めるこの場所で、少年は一人の小さな「神様」に出会った。
どの【ファミリア】にも門前払いだった冒険者志望の少年と構成員ゼロの神様が果たした運命の出会い。これは、少年が歩み、女神が記す、──【眷族の物語(ファミリア・ミィス)】──というお話。
個性的な神様や冒険者たち、ダンジョン、酒場、冒険者ギルド、街の様子。
ステータスやスキルなどゲーム的な要素を生かしつつも作り込まれた世界観が見事で、ついつい浸ってしまいます。
女の子が沢山でてきて一応ハーレムではあるんですが、登場人物の女の子たちもエロやお色気のためだけに登場するのではなく「生きてる」感じがするのもいいですね。
そしてなんと言っても主人公ベルくんが本当に魅力的!
子供っぽいあどけなさもあるんだけど、憧れの人を思う一途な気持ちや強くなりたいと願い努力するさまは見ていて応援したくなります。
戦闘シーンも迫力があり、世界観、人間模様、バトル、様々な面で楽しめます。
やっぱり人気作だし、唯一のGA大賞作品だけあってレベルの高さを感じます。ラノベを書きたい方は参考になるのではないでしょうか。
読むと一緒に冒険の旅に出たくなる、そんなお話です!
◇ほのぼの異世界コメディ
『この素晴らしい世界に祝福を!』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885969256/episodes/1177354054886102129
◇ちょっぴりダーク?な異世界迷宮もの
『異世界迷宮の最深部を目指そう』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885969256/episodes/1177354054886102124
◇中間管理職系?苦労人僧侶の物語
『誰にでもできる影から助ける魔王討伐』
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