　さてこちらは、Twitterでオススメしてもらった作品。

　すごく熱心にオススメして下さって、作品への愛を感じたので読んでみることにしました。

◆タイトル『異世界迷宮の最深部を目指そう』

◆作者　割内タリサ

◆イラスト　鵜飼沙樹

◆レーベル　オーバーラップ文庫

◆発売日　2014/07/25

◆感想

　見覚えのない回廊で目を覚ました渦波（かなみ）は、ゲームのような世界に来てしまったことを知る。

　彼は美少女剣士のディアとともに「どんな願いでも叶う」と噂される迷宮の最深部に向かって進むことになるが――というお話。

　あらすじだけ読めば最近流行りの異世界系まんまなんですが、「？？？」としか表示されず、使うたび混乱の数値が上がっていく謎のスキルや、主人公の過去など、独特のダークな雰囲気が面白いですね。

　ゲームのようにレベルを上げ、スキルを振り、アイテムをゲットしたりしながら迷宮に潜っていくのは楽しいですし、ヒロインやボスキャラも魅力的。

　熱心なファンがつくのも頷けます。

　紹介されるまでこの作品のことは全く知らなかったのですが、これは当たりかもしれまれん。

　ダンジョンに潜ってレベル上げをしたりするゲームが好きな方、迷宮にロマンを感じる方は是非読んでみてください！

☆カクヨムの迷宮もの

・『槍使いと黒猫』

超常現象に巻き込まれた無職の主人公。

その巻き込まれた空間でキャラクターメイキングを楽しんで異世界へと旅立つが⋯⋯。これはスケベな元無職が鎖・槍使いを原型として、契約を結んだ黒猫と共に成長していく物語。

・

『迷宮クソたわけ』

奴隷狩りに捉えられた少年は商人に買われ、冒険者の道を強要される。

冒険者適性が壊滅的になかった少年は仕方なく、誰でもなれる（そして一番死にやすい）魔法使いとして迷宮に挑む。迷宮を彷徨うウィザードリィな青春。お先真っ暗。

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