　続いてはこちらです。

　これはいつ買ったのか忘れたんですが、kindleの中に入っていたので積読消化のために読むことにします。

　多分Twitterで誰かが薦めていて、それで買ったんじゃないかなーと思いますが、思い出せない……。

　第6回（2010年） MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作品です。

　今年(2018年)に12巻が出て、8年かけて見事完結。

　シリーズ本編の最終巻までで累計215万部売れていて、2013年にアニメ化もされているようです。

◆タイトル『変態王子と笑わない猫』

◆作者　さがら総

◆イラスト　カントク

◆レーベル　MF文庫J

◆発売日　2011年8月31日

◆感想

　煩悩にまみれた高校生の横寺はひょんなことから「笑わない猫像」に祈り、建前を奪われて「変態王子」と呼ばれるようになってしまう。

　そんな変態王子・横寺を助けてくれたのは筒隠という、同じく笑わない猫像に本音を奪われてしまった女の子だった――というお話。

　「笑わない猫」のせいで正反対になってしまった二人のやり取りも面白いですし、お嬢様キャラの小豆、「鋼鉄の王」と呼ばれる部長なども魅力的（私はヒロインの中では小豆が好きです）

　「変態王子」というパワーワードがありますし、初めは下ネタで変態な話かな？　と思いましたが「本音」や「建前」を通して人と関わることを書いた、意外に真面目なテーマの良い作品でした。

　楽しいラブコメを読みたい方にオススメ！

◇ラブコメ好きにオススメ！

◇主役理論を掲げるワキヤくんと脇役理論を掲げるヒロインのラブコメ

『ワキヤくんの主役理論』

◇『継母の連れ子が元カノだった』

◇第十三回MF文庫J新人賞最優秀作品

『僕の知らないラブコメ』

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