★★★ Excellent!!! 真昼に見てはいけぬ夢という名の沼。おっさんの韓流ともいうべき、底なし沼 北乃ガラナ 『バーレスクTOKYO』という実在の舞台が臨場感を醸し出し、ズブズブと浸かっていく主人公の様子に、ある種の共感を得てしまうのは何故だろうか? このような願望が、男児にはあるのではないだろうか? 己の中に常にあって欲しいと願う。そんな願望が。 読み進め、よくある系と思いきや、驚きのオチがまっています。 もうね、短編なので、サクッと読んだもの勝ちだ! さぁ、男児はいますぐ予約だ! バーレスクTOKYO!!(違 レビューいいね! 1 2018年5月24日 22:17
★★ Very Good!! 恋は、盲目の喜劇。 綾束 乙 長年つきあう彼女がいながら、ショーで出会ったダンサーに溺れてしまった主人公。 この恋の行方は……? と途中からの不穏な空気に一気読みしていまいました。 読み終えた瞬間、チャップリンの「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」という名言が頭に浮かびました。 読み終えた方は、この物語をどちらに捉えるのでしょう? ぜひ、ご一読を。 レビューいいね! 1 2018年5月22日 23:26
★★ Very Good!! こいつはとんだバーレスク 遠藤孝祐 長年付き合った彼女と結婚をせずに、バーレスク東京というガールズショーにはまった末路。 恋心に正直で、お金を積んで夜遊びする姿は、悲しいけど男の性なのよね。 この恋は果たして実るのか! といったテンションで読んでいたら見事に裏切られました。 明かされた真実を噛みしめた時、驚愕とやるせなさに包まれる。 ダンスポールで飛び跳ねて、ミラーボールの映す非日常の先は、 冷たい現実。でも非日常。 停滞は続く、あの日から。ナナネンマエから。 レビューいいね! 1 2018年5月22日 22:18