キショウブのせい


 ~ 五月六日(日) どこにでもある、普通の日曜日  ~


   キショウブの花言葉 信じる者の幸福



 五月六日はお天気マーク。

 でも、穂咲にちょっと似てるお気に入りの天気予報のお姉さん。

 彼女が握りこぶしで「絶対よ♪」って言うと、絶対外れるんだよね。


 この日あたりから降る雨が卯の花を弱らせるから、卯の花くたしと呼ばれる雨。

 そんなのに叩かれながら土下座なんかしてたら、障子に映った何かの影にしか見えやしない。

 黄昏時でもないのに、俺は今や、誰そ彼。



 ただの不審者です。



 旧家にして名家。

 ごつい門の正面に、雨飛沫を躍らせながら、豪邸に相応しい車が止まります。


 ボンネットから上っているはずの湯気すら一瞬で消えるほどの雨の中、使用人さんかしら、番傘を持って長い車の真ん中あたりにダッシュ。

 その扉から現れた、シックな着物姿の人が濡れないように傘を差しだしました。


「…………道久さん。一体、何の真似です?」

「こんにちは。ちょっとお願いがあって来たんですが、おじいちゃんに会いに来たって言ったら執事さんからエアガンで撃たれて、ここで防御態勢」


 俺が痛むお尻をさすりながらおばあちゃんを見上げると、凛とした杜若カキツバタを思わせるおばあちゃんは呆れ顔でため息をついて。

 眉間の辺りを押さえながら、天を仰いでしまいました。


 ……天。

 傘の下からじゃ見えないだろうけどね。


「かつて、似たようなことを経験しました」

「そうなの?」

「…………ええ。随分と昔の事です」

「ふーん。……それより、おばあちゃんと一緒ならおじいちゃんに会えるよね?」

「なりません」

「なんでさ」

「道久さんは、企業の会長であり、この豪邸の主である方を何と心得るのです?」

「穂咲のおじいちゃん」


 俺の返事に、珍しく口端を持ち上げたおばあちゃんは。

 いつもの厳しい目にほんのり優しさを湛えながら、ぽつりとつぶやきました。


「……かつて、似たようなことを経験しました」

「そうなの?」

「ええ。………………随分と、昔の事です」




 ~🌹~🌹~🌹~




「待て! 早まるな道久!」

「そうはいきません。眠くて気が立っていますので、今にもトリガーをひいてしまいそうなのです」

「落ち着くんだ。お前の御両親も田舎で泣いているぞ?」

「突っ込みたいところですが、そのうち一人が必死すぎてほんとに涙目になっている点についてはちょびっと胸が痛みますね」


 逃げようとすると怒鳴られる。

 眠ると叩き起こされる。


 穂咲と揃って、床に座らされて。

 朝日が昇っても聞かされ続ける秋山信友英雄譚に。

 とうとう堪忍袋の緒が切れた俺は。


 庭から霧吹きを持ってきて。

 鎧兜を人質に下剋上です。


「話が終わったら聞こうと思っていたことがあったのですが、もう限界です」

「聞きたいこと? 眠たいから後にして欲しまてまてまて! 要求は呑もう! だから人質に銃口を向けて余計な恐怖を与えるのはやめてくれ!」

「……まず、この本物の鎧兜はどこで手に入れたの?」

「穂咲ちゃんのおじい様からいただいたのだ。鑑定書と共に」

「なんで?」

「知らんと言ったろう」


 いやいや、こんな大層なものをタダで貰ったりして。

 知らないってどんな言い草なんです。

 法的にも問題ありそうな気がするのですけど。

 大丈夫かしら?


「こないだ、おじいちゃんが来た時に貰ったのか?」

「そうだ。……ようし、落ち着いてきたな。そのまま銃をこちらに渡すんだ」


 父ちゃん、へっぴり腰で手を伸ばして。

 おひかえナスッテースタイルで、武器を渡すよう要求していますけど。


 渡しませんよ、疑問が解消するまでは。


 なんでこんなのを貰えたのさ。

 それに、昔の鎧兜はどこ行った。


 とは言え、この人から引き出せる情報はもう無さそうです。


「なんでくれたのかは、おじいちゃんに聞かないと分からなそうですね」

「そうだな。だが、偽物の方の鎧兜を修理することになっていたのと関係があるやもしれん」


 う。


 修理を。

 ……しようと。


 …………してたのか。


 今や、あれは偽物と判明したとはいえ。

 角飾りを折ってしまったことには違いない。

 なんとか俺たちが犯人だと気づかれないようにしないと。


 俺は共犯者が余計なことを言わないように。

 視線を向けずに、思念を送ってみました。


 穂咲! 余計なことは言うなよ! 気付いてくれ!


「寝てません!」

「……………………おはよう」


 それ、寝てた人の常套句。

 いままでずっと寝てたの?

 まったく気付きませんでしたよ。


 話の腰を折るのは隔世遺伝なのでしょうか。

 器用に座ったまま寝ていたこいつは藍川あいかわ穂咲ほさき


 そしてこいつのボケをきっかけに。

 堰を切ったようにぐずぐずになっていくのです。


「ああ、やっと終わったのかい。朝飯はパンでいいね?」


 まず、母ちゃんが寝間着のままでキッチンに入ると。


「おはよー。ほっちゃん、面白かった?」


 おばさんが勝手口から押しかけてきました。


「……ねえママ。昨日、廊下からちらっとこっちを見たきりあたしを見捨てて逃げてったの、ママなの?」

「しらない人よ? 意外と髪型一つでそっくりに見えるものなのよ」

「そうなの? なあんだ。じゃあ安心なの」


 すいません。

 しらない人が勝手に入ってきてる方が断然安心じゃないです。


 キショウブを一本、穂咲の頭に挿してダイニングテーブルに腰かけてしまったおばさんは。

 俺の方を見ながら、ぺろりと舌を出したりしていますけど。


 まあ、父ちゃんから逃げた気持ちは分かりますので。

 今回は見逃してあげましょう。



 さて、一瞬でのんきな朝の風景に塗り替わりましたけど。

 だからと言って、気を許しているわけではありませんよ、父ちゃん。


 俺は改めて、人質のこめかみに銃口を向けるのです。


「……全部白状するまで一歩も動くなと言ったはずですけど?」

「くっ! ……う、動いてないぞ?」


 だるまさんがコロンダースタイルで停止してるくせに。

 ウソはいけません。


「しょうがない。では人質のうち一人を見せしめに」

「待ってくれ!」

「待ちません」

「や、やむを得ん。……その人質と、俺の身柄とを交換してくれっ……!」


 自らの命を捨てての交渉。

 この男は本気だ。

 本気で人質の代わりに死ぬ気だ。


 なんて崇高な精神。

 俺は彼の清い心を酌んで。

 殺されるはずだった人質と父ちゃんとの身柄の交換を受け入れて。

 早速引き金を引いた。


 しゅっ


「つめたっ! ……なにをする!」


 なにをって。

 自分が代わりに撃たれるって言ったくせに。


「……あなたたち、なんでそんな面白いことやってるのよ」


 眉根を寄せつつも、口元をいたずらっ子のように歪ませたおばさん。

 ちょうど声をかけてきたついでに、何か知らないか聞いておきましょうか。


「おばさんも覚えてるでしょ? 昔ここに飾ってた鎧兜」

「覚えてるわよ。道久君のパパとほっちゃんのパパが仲良く角飾りを一本ずつ折っちゃったやつでしょ?」

「そうそう。仲良く角飾りを折った…………、何だって?」


 仲良し犯人二人組。

 俺が持ってるモンタージュと全然違うよ?


「あんた達も飾りを外して遊んでたじゃない。覚えてないの?」

「え? え? どういうこと?」

「俺が右側の角飾りを折って、穂咲ちゃんのお父さんが左側の角飾りを折ったんだ。飾る間だけ接着剤で留めれば済む話なんで大したことではないと言うのに、藍川は随分と気にして修理させて欲しいと言っていたな」

「……ほんと、いまさらだけど。どんくさい人でごめんね?」

「いや、生真面目でいいやつじゃないですか」


 父ちゃんとおばさん。

 顔を見合わせて、口元にっこり。


 ……俺と穂咲。

 顔を見合わせて、口元あんぐり。



 じゃあ。



「俺、十数年勘違いしたままだったの?」

「何の話だ?」

「てっきり俺が折ったものと思ってた」

「てっきりあたしが折ったものと思ってたの」

「あの頃、三歳くらいだったか? お前らが触っても外れるだろうな」



 ……………………。



 マジで?



 今、俺の中でなにかが爆発しそう。

 十数年、トラウマとして胸に抱え込んできたのに。

 毎年仮病して引きこもって、ご飯も食べない日として過ごしてきたのに。


 もともと壊れてた?

 こどもが触ると外れる?


「なんだそりゃーーーーー!!!」

「うおっ!? まだ間に合うから落ち着け! 今投降すれば、身の安全は保障する! さあ、人質を解放するんだ!」


 あまりの真実に呆然自失。

 膝をがくりと突いてうな垂れると。

 ジリジリと近寄って来た父ちゃんが俺の手に手を添えて。

 指を一本一本丁寧に開いて凶器を取り上げて、深い息をついた。


「……刑事さん。ご迷惑をおかけしました」

「ああ。詳しい話は署で聞こう」

「朝飯出来たわよ!」


 母ちゃんの声を合図に、俺は署とやらへ連行されて。

 そして刑事さんが、まあこれでも食えと差し出した丼の蓋を開くと。


 現れたのは、ほっかほかのカツ丼。


「パンじゃなかったんかい!」

「穂咲ちゃんもおいで! 一緒に食べなさい!」

「はいなの」

「パンじゃなかったんかーい!」

「うるさいねあんたは。……あんたはコーヒーでいいかい?」


 母ちゃんがおばさんに尋ねると。

 そうだ忘れてたなどと慌てて立ち上がったおばさんが、テーブルに何かを広げ始めたのですが。


「なにこれ」

「おじいちゃんから、ほっちゃんへのプレゼントよ」

「プレゼント?」

「パパが書いた、おじいちゃんへの手紙なんだって」

「パパの字! 見たいの!」


 にわかに五つの顔を寄せて。

 俺たちはおじさんの手紙を読み始めます。


 鼻をくすぐるやさしい料理の香りと同じで。

 文字と文字の合間から、おじさんのあたたかさがいやと言う程伝わってきます。


 そして読み終わる頃には。

 そこにいた全員が涙を流すことになりました。



 そのわけは。

 文面についてもさることながら。


 珍しく。

 おばさんが涙を流したせいなのです。



「………………あの人らしい」

「ほんとにねえ。……ほら、あんた! あの鎧兜は偽物でしたって、お隣り行って謝っときな!」

「ああ、そうさせてもらおう」


 父ちゃんはメガネを外して。

 目元を擦りながら部屋をあとにします。


 俺も、ようやくすべてに合点がいった満足感と共に椅子を鳴らして。

 そして穂咲同様、もう一度頭から手紙を読み始めました。



 そこに書いてある文面は、実におじさんらしいもので。


 時候の挨拶。

 体の心配。

 穂咲の近況。


 優しい言葉が続いた手紙の最後。

 そこに書かれていた言葉は。



『秋山信友の鎧兜を、専門家の手で修理して欲しい。元通りになった鎧兜を見れば、穂咲の涙が一つ消えますから』



 …………父ちゃんの与太話。

 多分、母ちゃんもおばさんも、まるで信用していなかったに違いない。

 今思えば、偽物の鎧兜はピカピカだったもの。


 でも、おじさんは父ちゃんの話を信じて。

 だからこんなお願いの仕方になったんだ。



 ……だから、穂咲のおじいちゃんは。

 『本物』を探して修理して。


 そのせいで、おじさんの願いを叶えるのに十数年もかかってしまったんだ。



 四度、五度。

 何度読み返しても飽き足らず。

 でも、好きな時にまた読めばいいやと呟きながら椅子に腰かけた穂咲は。


 俺の顔を見ながら、溢れる涙を頬に転がしながら。

 えへへと笑います。


「ずっと勘違いしてたの、パパが言ってたこと」

「なんの話?」

「道久君が、兜を壊したのは自分だって言ってくれた話。あれはあたしを庇ってくれたことだと思ってたの」


 穂咲が俺の罪をかぶっておばさんに叱られたと思ったから。

 おじさんに、俺が折ったんだって白状したんだよな。


 …………あれ?

 なら、俺は三人分の罪を一人で被るようなことを言ったのか。


「ありがとうなの。あたしだけじゃなくて、パパも庇ってくれたの」

「だから違いますよ。俺は自白しただけですって」


 あれは正義感なんてものではなく。

 自分が苦しいから、事実をそのまま吐き出しただけなのに。


 こいつは、俺が恥ずかしくなるほどの笑顔を浮かべて。

 首を左右に振るのです。


「きっと、パパは感動したと思うの。あたしも感動なの。道久君は世界一なの」




 ……こまったな。

 立派な事をしたわけじゃないのに。

 こんなに喜んでくれて。


 世界一などと言われたら。

 そうなれるよう、頑張らないといけないね。


 穂咲のために。


 僕は、できることは何でもするよ。

 ずっと、ずーっと未来まで。




「おじさんの想い、十三年もかかってやっと叶いましたね。これで、あの時角飾りを折った悲しさは消えましたか?」


 当然の確認。

 俺はそんな気持ちで聞いたのに。


 こいつは急に困った顔をすると。

 ふるふると首を振ります。


「……なにか不満が?」

「この、ばっちい鎧兜に思い出なんか無いの」

「罰当たりだな君!」

「違うの。思い出があるのは、もう一つの鎧兜の方なの」


 ああ、そうか。

 言われてみればそうだね。


「じゃあ、後で君の家に組み立てましょう」

「いい考えなの!」


 この、本物の鎧兜。

 俺たちには特に価値はないよね。


 だからご飯を食べたら飾ろう。

 俺たちにとって、本物の鎧兜を。


 というわけで。

 その時丁度、線香の香りを連れて戻って来た父ちゃんに声をかけました。


「もう一つの鎧兜、穂咲の家に出していい?」

「何を言ってるんだ? 偽物を?」

「あのね、おじさん。あたしには、そっちの方が本物なの」


 穂咲の言葉に眉根を寄せた父ちゃんが。

 そのまま頭を掻いて、むむむと唸り始めます。


「ああ、そりゃあまずいことをした」

「まずいこと?」

「うむ。その鎧兜は……」




 ~🌹~🌹~🌹~




 まるで杜若カキツバタのようなたたずまい。

 おばあちゃんはいつものように凛とした立ち姿のままに俺を見おろします。


「……念のため、藍川へのお願いとやらを私が先に伺いましょう。お話しなさい」

「鎧兜を直してくださいって、無茶なお願いをしに来ました」

「これは異なことを。そこまで以前と同じとは思いもしませんでした。……長の話になるを許しますので、分かるよう順立てなさい」

「ええと、あれをゴミとして捨てるには、バラバラにしなきゃならないんだ」


 ……冒頭、ミスった?

 おばあちゃんが般若へトランスフォームし始めちゃいました。


「要領を得ませんね。分かるよう話しなさいと申したのです」

「おじいちゃんが一つ直してくれたから、もう一つくらいできるんじゃないかと思って」

「まったく分かりませんが、ご自分のものでしたら道久さんが稼いだお金で修理すればよろしいでしょう」

「そこを何とか。そのせいで、穂咲が大泣きしちゃってるんです。めちゃくちゃを承知で言います。助けてください」


 もう必死。

 おばあちゃんが気難しいこと、よく分かっていますので。


 でも、そんな思いが通じたのか。

 困った表情を、すこし楽しそうにさせて。

 おばあちゃんは使用人のお姉さんに、俺の分の傘を持って来るよう指示を出してくれたのです。


「そこまで同じとは。…………あの子は、愛されていますね」

「愛じゃないです。でも、世界一にならなきゃなって思ったばかりなんで、しばらくは頑張らないと」

「世界一とは大きく出ましたね。一体、何の世界一に?」

「さあ?」


 ……我ながら、正直が過ぎました。

 周りに集まって来た使用人さんの内何人かが噴き出しちゃいましたけど。

 おばあちゃんも、扇子で顔を隠して肩を震わせていますけど。


 穂咲のせいで、とんだ笑い物です。



 そんな時。


 雨の中をゆっくりと抜けてきたタクシーがすぐそばで止まって。

 穂咲とおばさんが飛び出してきました。


 そして穂咲は俺の横にちょこんと座ると。

 俺と同じように頭を下げるのです。


 おばあちゃんも、これにはさすがに負けたご様子。

 上手い言い回しで俺たちの願いを叶えてくれました。


「なんとみっともない。お二人とも、尊厳についてご理解が足りていないようです。みっちりと教えて差し上げますので、私の部屋へいらっしゃい。……お説教には、旦那様にも同席していただきましょう」


 その言葉に、俺が思わずやったぜと声を上げると。

 穂咲も、ぱあっと微笑んでハイタッチなどしてきます。


 でも、一人だけ。

 おばさんだけは安堵のため息の中に、寂しさを滲ませているのです。


 ……まあ、そうですよね。


 この家にとっては、大事な跡取りを取ってしまった女性なわけで。

 お屋敷に入れてもらったことがないと嘆いていたこともありますし。



 でも、きっと大丈夫。

 過去は知りませんけど。

 今の俺は知っています。


 おじいちゃんもおばあちゃんも。

 穂咲を悲しませるようなことは絶対にしません。


 だから安心して。

 雨も止んだから。


 地面から立った、幸せな雨の香り。

 ペトリコールが俺たちを包んでいるから。



「…………芳香さん」

「は、はい!」

「あなたにも、言いたいことが山ほどあります。……ついていらっしゃい」

「え? で、ですが、私はこの敷居を……」

「ついていらっしゃい」



 凛としたおばあちゃんの声は。

 厳しい声音の中に、優しさが垣間見えて。


 門の中に颯爽と運ぶ足取りで。

 楽しい気持ちをマラカスのように鳴らしています。


 俺がにっこりと笑うと。

 穂咲もぱあっと顔をほころばせて。


 そしておばさんは、俺たちを抱きしめると。

 その場に膝をついて、泣き出してしまいました。



 嬉しそうに、本当に嬉しそうに。

 大きな声で泣き続けました。



 ペトリコールは、石のエッセンス。

 きっと、雨が石を叩くと少し砕けて。

 そこから香りが立ち上るんだ。


 まるでこの家とおばさんのよう。

 頑なな石も、いつかは雨降りの日に割れて。

 優しいペトリコールで皆を包む。



 おじさんの残してくれた思い出は。

 優しさで満ちた思い出は。



 こうしてまた一つ、雨降りの日に花開いたのです。




 完



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「秋山が立たされた理由」欄のある学級日誌 10.5冊目🎏 如月 仁成 @hitomi_aki

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