いつもお立ち寄りいただいく皆様。
偶然目にしていただいた皆様。
どうもありがとうございます、如月です。
約、三年間。時には一日に五話くらい書け、時には一話に一週間ほどかかり。
病気の時も、身内が大変な時も、仕事で首が回らないような時も。
毎平日更新という縛りの中、せっせと書き続けて来た秋立が、遂に完結いたしました。
結果、何百万文字になったのでしょう? ご興味のある方は電卓片手に「ばかじゃねえの?」と笑っていただけましたら幸いです。
すっかり、自分の子供のように見守って来た道久と穂咲との別れは胸に迫るものがございますが、それよりも、無事に卒業させてあげることが出来た喜びで、今は胸がいっぱいです。
二人とは、いろんなところへ旅に出かけ、そして数限りない料理を一緒に作ってまいりました。そんな思い出をきれいさっぱり忘れることが作家の宿命であると分かってはいるものの、なかなかそう簡単に行くものではありません。
ほんのしばらく休憩を挟んで、新たな作品をお届けしようと考えてはおりますが、主人公とヒロインの口調がなのですとなのになってしまう可能性が目下、私にとって最大の悩みだったりしますwww
執筆中。本当にいろいろなことがありました。
人生の危機とも呼べるような事。近しい人との別離。
お金を貰って書いているわけでもないのに、バカバカしいと笑われてしまうやもしれませんが。たった一人でも『笑いたい』と拙作へ手を伸ばして下さる方がいらっしゃる限り、『秋立』をお届けしようと頑張ってまいりました。
……なので、波がありますよね、クオリティーのw 思えば二年目の文化祭(あのSF問題作)前後が一番乗っていましたかね。そのころの物語や、あと、2.9冊目辺りは良く書けていたと思います。
逆に、モチベーションが最低線にあった時の品は……、改めて読むと本当にどうなんだこれwww まあ、振り返ることなく、そんな波が無いように、次回作以降へ教訓として生かそうと思います。
人の義務が「伝える」「残す」「繋げる」ことならば。
人が生まれてきて、与えられた権利は「笑う」こと。
これからも、そんな想いを胸に。体の許す限り、書き続けて行こうと思います。
長々と書きましたが、お付き合いいただきまして本当にありがとうございました。
これからも如月流の「笑い」を、どうぞお楽しみくださいませ。
2020年3月1日 如月仁成