繰り返しの元凶
キーアイテム
・開かない懐中時計
金の意匠が施された懐中時計。耳をつけても秒針の音はしない。
実は王家に伝わる伝説の魔道具、カタカナ表記だとマジックアイテム。
名前を彫られた持ち主が死んだ後、その懐中時計に魔力を込めると一定のターニングポイント(この話でいう勇者の旅立ち)まで逆行する。
所謂固定セーブポイントみたいなアイテム。
役目を果たし終えると懐中時計が開き、セーブポイントの機能は消える。
ただ、厄介な点はこの懐中時計は一つでは、ただ時を繰り返すだけという点。
多少物事は変わるが、肝心なところは何も変わらない。
もう一つの懐中時計があって初めて死の運命を変えられる。
セキュリティを意識しすぎた結果、正しい使用用途を知る人々が絶滅してしまっているこの時代においてクソアイテムと化していた。
*昼までに晒すって言ったな……今起きたんだ。だから今は朝(クソニート感)。
【プロット】お前がラスボス【晒す】 流土 @kasumire
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