第1話私と玉三郎さんへの応援コメント
お返事ありがとうございます。
今回も拙作に気迫のあるレビューを頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日はいろいろとヘビーな仕事が待っているのですが、おかげさまで凄く元気が出ました。
「いってらっしゃい、玉三郎さん」のレビューですが、了承して頂けたようでホッとしてます。(人様の作品の中に上がり込むわけですから、結構勇気がいるんです)
ただし、読み返してみると、やはり整合性に欠ける部分などが散見されましたので、しばらく寝かせて手を入れてから掲載させて頂きたく存じます。もう少しだけお待ちください。
それと、できれば今回のレビューも、「お笑いレビュー」という作品として掲載したいのですが、よろしいでしょうか?
よろしくお願い申し上げます(朝っぱらなので業務モード)。
作者からの返信
ありがとうございます。
あくまで私の個人的な見解ですが、カクヨムさんでいう所のレビューは、作品を他の人にみてもらうための手段の一つだと思っています。
検索機能は自分で見つけるための方法。
対して、レビューはその書き手が自分の表現で読んだ作品を表現して他の人の紹介するもの。
そういったものが積み重なって、さらに作品として盛り上がる。
人により見解は異なるでしょうが、私はそう考えています。(なので、私は自分が表現できる言葉が浮かんだ時にガンガン書こうと思ってます)
というわけで、『お笑いレビュー』として作品にしていただけるのは、とてもありがたいことです。(先に読ませてもらった幸運って感じです。(笑))
そして、『お笑い企画「使ってはいけないQ&A」 ビジネス編』。大喜利ですか。そのような意図があったのは気が付いていませんでした。表に出ている楽しさに負けて、深く見てませんでした。②はもう少し読み込んでみます。
最後に、『お笑いレビュー』として作品にしていただける事。
ミケもお礼申しておりました。
ありがとうございます。
第2話疑惑と不安と焦燥とへの応援コメント
おはようございます。
先日は、拙作に素敵なレビューを頂き、誠にありがとうございました。私もこの作品のレビューを書いてみたのですが、ご存じの通り後半が掛け合い漫才みたいになっています。
もしも読んでみて、「これはちょっと……」と思われたら、遠慮なくおっしゃって下さい。前半部分だけの掲載にしますので。
☆ ☆ ☆
「……斬られたね」
―斬られた、ものの見事に。読み終わった後、背筋が伸びました。
「けどさあ、まさか『斬られる』なんて思ってなかったじゃん。このタイトルで、この文体で」
―あれだね、『なんとか武闘会』みたいな大会でこの作者と一回戦で当たった奴は、間違いなく一刀両断にされるパターンだね」
「だね。開始早々に会場騒然。『一体何が?』」みたいな」
―まあ、皆さんも騙されたと思って読んで下さい。そして同じように斬られてみて下さい。
「しかし何だろうね、この鮮やかな『斬られた感』は」
―ネタバレになるから詳しく言えないけど。読み終わった瞬間に、作者の名前から登場人物の描写、はては応募しているコンテストにいたるまで、すべてがミスリードさせるための布石だとしか思えなくなってくるのがすごい。
「ある意味斬新だよね。読む以前に作品の外側から布石を打ってくるんだからさ」
―斬新といえば、この間見たコントのネタがすごく斬新でね。
「へえ、どんなふうに斬新だったの」
―(声をひそめて)出てくる人がね、バナナの皮を踏んづけて滑るんですよ!
「どこが斬新だ、それの」
―ビックリした~!
「ビックリしねえよ。つうかバナナで滑るネタを見てビックリするお前にビックリだわ。
……あのさあ、今どき誰もやらないよ、バナナの皮踏んづけて滑るネタなんて」
―やりませんか?
「やらないよ。バナナのネタで滑るネタなら今ここでやってるけどよ……
つうかさ、ありがちなんだよ、お前の言うことはいつも」
―「ありがちですかねえ?」
「ありがちと言えば、このあいだ観たテレビドラマなんだけど。すんごいありがちな出会いをしたカップルがいたんだよ」
―へえ、どんなの?
「図書館でね、同じ本に伸ばした手が触れあって」
―罵り合いになる、と。
「ケンカしちゃいけない。じゃなくて、それがきっかけでお付き合いが始まるんだよ」
―この『実録!浦島太郎外伝』はアタイが先に目を付けたんだよ!みたいな。
「なんだよ、そのいびつなタイトルの本は……いや、同じものを選んだり欲しがったりする相手とは、たいがいウマが合うもんだよ」
―そうなんですか?
「そうだよ。実はおれが今つきあってる相手も、そんな感じで知り合ったんだから」
―え、あの人と?
「ええ、そうなんですよ。思い出すなあ、あれは三年前」
―銭湯の脱衣所の同じロッカーに伸ばした手が触れ合って。
「……‥いや、俺のパートナーは女だから!」
―ええー!そうだったんですか?
「失礼だな、てめえは。多種多様な意味あいで……きっかけは、あれだよ、ほら」
―ザクに襲撃されたコロニーで、偶然見つけた新型モビルスーツに同時に乗り込もうとして。
「男の子限定だって、それは。つうか俺も彼女も地球はおろか国内からから一歩も出たことありませんから」
―じゃあ、いじめっ子にバカにされて同じネコ型ロボットに同時に助けを求めようとして。
「男の子限定だよ、それも。だから俺の彼女は女だって」
―じゃあ、子供にいじめられているカメを助けようとして同時に手を差し伸べて。
「それも男の子限定だって。つうか浦島何人いるんだよ。近頃の幼稚園の発表会か」
―で、最後は同じ玉手箱を開けようとして手を伸ばして眼と眼が合うと。
「だから浦島太郎はもういいっての」
―で、モクモクって煙が出て、じいさんになった浦島太郎が何十年ぶりに家に帰るんだ。
『今帰ったぞー』って。こう、折詰めの土産をぶら下げて。
「また、ありがちに戻っちゃった。古いなあ、折詰めぶら下げて帰ってくるオヤジとか」
―『おみやげのバナナの皮だぞー』
「それは斬新だな。もうういいよ」
<了>
作者からの返信
ナンですか!
カレーにですか!
ライスですか!? いいえ、ナイスです!
というのは置いといて、あらためてありがとうございます。
いや、敵いませんな。本当にありがとうございます^^
掛け合いの妙がとても楽しく。このセンスに脱帽です。銭湯の所が特に笑えました。
『え!?』みたいな?
私、一発でファンになりましたよ!(いや、すでにファンです!)
バナナの皮で入って、バナナの皮で落とす。バナナの皮いっぱいの折詰の箱。
あけた瞬間のびっくり感は玉手箱の比じゃないね!
びっくり物語として扱ってもらって本望です^^
ありがとうございました!
第3話日常という宝物への応援コメント
玉三郎さんがうらやましいです!
わたしもミケさんに熱烈に愛されたい。
たくらみをもって書かれた短編を、楽しく拝読しました。
ありがとうございます。
作者からの返信
ありがとうございます!
家に帰るとミケちゃんが待っている。こう言っては何ですが、私も玉三郎さんがうらやましいです!
楽しく。
そう言って頂けて、とても幸福です。
ありがとうございました。
第3話日常という宝物への応援コメント
うわあ。
素敵なレビューを頂いたので伺ったのですが、物凄い切れ味の短編ですね。
読み終わった瞬間、背筋が伸びました。
うかつなレビューは書きづらい作品ですが、挑んでみたいという気もいたします。
それにしても凄いミスリード能力。世間は広いなあ。
作者からの返信
ありがとうございます!
お返事遅くなり申し訳ありません。
そして、そんなに言われると、照れて猫背になっちゃうです^^
第3話日常という宝物への応援コメント
むう…上手い塩梅で騙されちまったい、てやんでい♪(*ノ▽ノ)
終盤近くまで『玉三郎さん』の方を『猫』だと思ってましたが、語り手の美人猫『ミケさん』の余りに人間臭い感情描写にまんまと誘導されました♪( 〃▽〃)
うむ、こういう…構成と感情描写による読者誘導で『上手い〈欺瞞〉を魅せる』ショートの日常系サスペンス作品というのも『あり』だと思います♪
作者からの返信
ありがとうございます^^
早速ご賞味くださりありがとうございます。
視点を一人称でいくと猫だましできるかなと思ってた時に思いついた作品です。長編の中のスパイスとして入れたいなと思ってます。
ただ、最後から読まれると何の意味もなくなるという……。
第2話疑惑と不安と焦燥とへの応援コメント
むむ、ハートフルアニマルラブコメという新ジャンルの開拓でしょうか♪( 〃▽〃)
興味深い…。
語り手 女性の…『玉三郎さん』への一種、偏執狂的なまでの濃すぎる親愛描写が『引く』ほど凄いです♪(σ≧▽≦)σ
作者からの返信
ありがとうございます!
仕掛け上、あまり書き過ぎないようにしなければならないのですが、もっとドロドロ書きたかったです……。
第3話日常という宝物への応援コメント
なるほど!
そういう仕掛けでしたか。
面白かったです!
作者からの返信
ありがとうございます^^
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
仕掛けがあるので、途中で何も言えず……。
たくらみのある物語でした^^