快適な不自由

50代の男性です。
学生の頃、バイトで中古の125ccを購入し、四苦八苦しながら乗っていました。
小熊たちのような大胆な行動は出来なかったけど、初めて得た翼でどこまでも飛んで行けるような感覚だったと思います。
その後、より大きく快適なバイクや車を乗り継いで来ましたが、あの125で感じた自由を感じることは出来ません。
学生と言う、経済的な制約のある環境と、根拠の無い未来への希望による、錯覚のようなものだったかと思います。
いずれにしても、快適な不自由の日々の中で、忘れてしまったものを思い出させて貰いました。