ラストチルドレン〜人類最後の青春譚〜

あとがき 上巻

はい、というわけで…『ラストチルドレン〜人類最後の青春譚〜』は無事にエンディングを迎えました。…最後の方、ちょっと味気なかったですかね？。キスシーンの一つでもあればもうちょっと盛り上がれたかもしれないが…さすがに恋愛まで書くのはめんどくさかった。

で、本編も終わったのであとがきに移らせていただきます。まずは最後まで読んでいただいてありが…（以下略）。で、今回の物語はいかがでしたでしょうか？面白かったですか？つまらなかったですか？。…まぁ、私としては今作に関しては最後まで読んでいただいたならその辺はどっちでも良いんですけどね。あくまで面白いかどうかなんて今作に関しては最後まで読んでもらうための手段に過ぎませんし…。

さてさて、実はこの場で語りたいことがいっぱいあるんですよ。ズバリなにを語りたいのかというと『この作品を通して私がなにを伝えたかったのか』ということです。今作に限っては明確な目的を持って執筆させていただきました。

というわけで、早速私がなにを伝えたかったのかをうだうだと語ります…と、言いたいところなんですが、その前にここまで読んでくださった皆様に一度『この作品を通して私がなにを伝えたかったのか』を考えてみて欲しいんですよね。一度自分で考えてもらった方がより作品に触れていただけると思いますし…なによりも『面白かった』とか『つまらなかった』っていう言葉だけで終わらせるのは流石にもったいないかと。私から言わせれば本を読むだけで経験した気になるのはケーキを見て味わった気になるのと一緒ですからね。ちゃんと自分の言葉で纏めて、自分の言葉でなにかを表現しなければ知り得ないことは沢山ありますからね。せっかくここまで長ったるいのを時間かけて読んでしまったんですから、ちゃんと自分なりに何かを学んで帰ってくださいね。

そういうわけで、ぜひ一度、自分の言葉で考えてみてください。私の言った通り『この作品を通して私がなにを伝えたかったのか』を考えていただいても構いませんし、自分の素直な感想を考えていただいても構いません。そしてどうか考えたものを人にも伝わるように表現してみてください。もちろん、言葉で説明していただいても構いませんし、他の方法でも構いません。改めて文字に起こしたりして表現することで気がつけることも沢山ありますから、ドシドシ表現してみてください。喰わず嫌いは勿体無いですよ。累計三十万文字も書いてるのに『面白かった』とか『つまんなかった』で終わらせたら私、化けて出ますからね？。枕元に立って耳元でこの作品を延々と朗読して睡眠妨害してやりますからね？。っていうか、30万文字読んだ感想を10文字以下で終わらすのってどうよ？。『短く端的にまとめるのお上手ですね』って褒めてあげれば良いの？。30万文字を脳内フィルターにかけて10文字しか残らないって…御宅のエアコン、フィルター買い替え時ですよ？。

話を戻しますけど、特に他に表現方法が思いつかなければ、ぜひ一度文字に起こしてみてください。…でも、どこに書き残しておけば良いのか…お？こんなところにこの作品の感想ページがあるぞ（棒）、ちょうどいい、ここに書き残しちゃえ（棒）。…まぁ、別に正解不正解を問いたいわけではないのでお気軽にどうぞ。とは言っても、作者の意図を掴むのって難しいですし、感想に正解不正解なんてありませんからね。私が純粋にどう感じたのか知りたいだけです。

感想を投稿するしないはともかくどうか一度自分で考えてみてください。『こんな拙い文章じゃお前の考えなんて分かんねえよ、バーカバーカ』っていう人のためにヒントを残しておきます。この作品のメッセージは大きく3つに分けられます…とは言いましても、こんなの分け方次第でいくらでも分けられますけど…とにかく、私的には3つに分けられます。スタート地点が分からない人はその3つを考えていただければ取っ掛かりやすいかと…。

もちろん、別に『このシーンが印象深かった』とか、自分の素直な感想を書いてくださっても構いません。少しでも多く感想がもらえたら嬉しいです。それでも私の余興に付き合ってくれる酔狂で貪欲な方がいらっしゃればもっと嬉しいです。

最悪『面白かった』でもいいので何か残していただけたなら幸いです。宿題の『私が作品を通して伝えたかったこと』は次の話に書きます。

一人でも多くの方のお声が聞けたのなら幸いです。…ではでは。