五ヶ月後に締め切られる「サイバーセキュリティコンテスト」、ここへの投稿を目指す作者の苦闘が、赤裸々に綴られます。
ITのプロ(御本人は違うと謙遜しておられます)が、それこそ自分の最大のフィールドで書こうというのですから、もう水を得た魚のように――
――とは行きません。
このコンテスト、一筋縄では行かないようなんです。
応募要項から始まり、協賛企業のコメントを熟読し、応援コメントも貪欲にヒントとして活用しつつ、まずはアイデア出し。
執筆の女神の囁きで、意気込んでプロットを作ってみたものの、断筆の悪魔がその筆を折りにかかる。
アイデアが白紙の状態から、逐一リアルタイムで報告する執筆エッセイというのも珍しいと思います。
どうやって応募作は生まれるのか、そんなドキュメンタリーになりそうな予感。
このエッセイの最後が、華々しい結果へと続くことをお祈りいたします。
コンテスト応募なんて他人事だよーって方でも、十二分に面白いですよ!