失敗だけれど失敗じゃない
ロケットの話が続きます。
2022年*月12日、Blue Origin社のロケット「New Shepard」がテキサス州カルバーソン郡にある発射場「ローンチサイト・ワン」から打ち上げられましたが、打ち上げから約1分4秒後にエンジントラブルが発生し打ち上げに失敗してしまいました。
Blue Origin社は、Amazonの設立者として知られるジェフ・ベゾスが設立した会社で、2021年には、ベゾス氏をはじめとした関係者を乗せた弾道飛行を成功させています。イーロン・マスクの「Space X」とは、いろいろな意味で比較されますね。「New Shepard」は、垂直離着陸型の再利用可能ロケットなのでなおさらかも。
今回は幸運なことに科学目的の無人ミッションで、人的被害が無かったうえに施設にも損害はありませんでした。また、搭乗カプセルの緊急脱出システムも正常に働いた(脱出装置のテストになった)ので、失敗は失敗なのですが以前「失敗から学ぶ(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885557884/episodes/1177354054886313006)」にも書いたように、今後に活かせるはずです。
マスコミもそうした意識なのか、大仰には騒いでいないようです。かつてH-Ⅱが連続で失敗したときのことを思い返すと……。あの時は、大手マスコミが鬼の首でも取ったかのように、宇宙開発事業団を叩いていましたからね。JAXAになる前で完全に国の機関だったから叩きやすかったのでしょう。あの頃もそうですが、今でもマスコミの科学リテラシーの低さといったら……いや、話がそれました。
「New Shepard」の失敗原因は、
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