NASAが、月周回ステーション「Gateway」の概念図？　予想図？　を公開しました。

Gateway buildup Animation

https://youtu.be/Pme6SrG_-ZA

　この動画を見ると、国際宇宙ステーション（ISS）のように同じモジュールを使いづづけるのではなく、モジュールやら着陸船やら補給船を都度、合体・分離させるものだということがわかります。また、人間が常駐するわけでもないようです。

　Gatewayは、NASAが中心になって推進している月探査プログラム「アルテミス計画」の中核を担うものです。まだ、実際に建造が始まったわけではありませんが、計画が進んでいるんだなと感じます。現状、ISSが微妙な感じになっていますから、余計にそう思うのかも。

　また、月に向かうためのロケット、SLS（Space Launch System）のロケットも8月下旬には打ち上げが行われる予定です。

　日本でも、国土交通省が「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」に基づく新たな３つのプロジェクトを発表しています。こちらは月面での自動運転とか、基地建設なんかの技術開発ですね。「月探査に必要なモノ（https://kakuyomu.jp/works/1177354054885557884/episodes/1177354054892004451）」でちょっと触れた、「かぐや」が見つけた月面の巨大な孔を基地に利用する案もあるようです。

　さて、私が生きているうちに、月面基地は実現するでしょうか。ハラハラしながら見守ります。