火星で初飛行!
以前の投稿「火星で飛ぶ(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885557884/episodes/1177354054885611400)」と「火星で飛ぶ2(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885557884/episodes/1177354054885890353)」で言及した、火星での飛行が2021年4月19日に成功しました。
NASA’s Ingenuity Mars Helicopter Succeeds in Historic First Flight
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-ingenuity-mars-helicopter-succeeds-in-historic-first-flight
地球上では、当たり前のように飛行機やヘリコプターが飛んでいますが、それだって先人たちが努力を積み上げて今の状況があるわけです。まして、環境がまったく異なる(ましてや遠く離れた)火星で飛ばすということは、人類史に残る偉業と言ってもいいでしょう。
今回は3メートルほどの高さで30秒の安定したホバリングを含め、トータル39.1秒の飛行時間でしたが、今後繰り返し飛行実験が行われる予定です。
火星でヘリコプターを飛ばす意義は、以前にも書きましたが衛星と地上探査の間を埋めるという意味合いで非常に大きな物です。また、たとえばローバーが入れないような峡谷の探査、上空からは影になっているオーバーハング部分などの探査にも活用できるでしょう。
将来的に、飛行能力を持ったローバーが作られれば、火星探査はもっとはかどることになります。また、他の大気を持った惑星探査にもデータを役立てることが出来るかも知れません。夢が広がりますね。
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