冬休み編
23話 あの夢の記憶
ここは
「青い空の下ずっと待ってた〜♪」
「最近雨だっただろ。てかその前に下手だなお前。」
「下手なのは認める。」
「でも今日晴れたのは良かったね!」
「『
「これでしょ?」
「このパス、駅名鉄道と松前鉄道のうち
「そればっかりはしょうがないよ。」
「よし。っじゃ、3人揃ったし駅名線ホームに向かおうか…ってあれ?」
「どうしたの?」
「あ、いや。
ん?『不離線快速』?どこかで聞いたような…?
「もしかしてそっちの方が早いんじゃない?」
「でも次の乗換駅にとまるのか?」
「路線図みてくるね。」
「たのむ。」
「え〜っと…とまるみたいだよ。」
「ならそっちにするか。結構いろいろ乗るし時間も気にしないとな。」
って事で不離線快速ホームに来たんだけど…
「あれ?どっかで見たことあるような…?」
「何言ってんだ?最近できたばっかだろ?」
「ごめん、多分違うところだったんだと思う。とりあえず電車乗ろう。」
僕たちが乗った数秒後に電車は駅名駅を発った。
[本日もUM駅名鉄道をご利用いただきありがとうございます。この電車は不離線快速
「そういえばこの路線3駅しかなかったよ。なんでこんなに通過するんだろう?
「また新しい鉄道会社が溢顔好筈句から路線を作ってそれと直通するらしいよ?確か名前は…
筈羽急行…筈急…
「思い出したあああああ!!」
「るっせぇよ!いきなりどうしたんだよ!」
「思い出したんだよ、いつこれを見たか!」
「それはいつなの?」
「秋季移動教室の電車内で寝た時だよ!」
「そんなことあったか?」
「あの
「あ〜…あの時か。そんなこともあったな。」
[まもなく新府奈野田、新府奈野田。
「ここで乗り換えだな。」
「へぇ、この電車は本線快速直通
「珍しいよね!快速線に直通するなんて!それも途中から!」
[次は
「僕の家この辺なんだ。」
「もしかしたら電車から見えるかも!」
「見えるかな…?あ、あれだ!あの家!」
「あの木でできたちっちゃな家?」
「そう!」
「ほぉ…」
[次は
「ここ全然新府の真ん中じゃなじゃん。」
「なんなら
「そういや次の駅って結構でかい駅じゃなかったか?他のに乗り換えた方が早いとかそういうのないよな?」
「スルー!?まあいいか。で、快速線に直通するわけだから当たり前だよ。何駅通過すると思ってるの?」
「いや俺数は知らないから。」
[次は
「…9、10。って10駅も!?気になる駅名とかあったんじゃねぇの?」
「あー…そうだね。各停に乗り換えればよかったな…」
「どんな駅名とか気になってたの?」
「そりゃもうほぼ全部だよ。
[本日も松前鉄道をご利用いただきありがとうございます。この電車は本線快速 阿来間三丁目行きです。次は
久礼と岸玉の学生生活 平城山 松前 @narayama_masaki
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