応援コメント

運命の日《魔法暦100年》 後編(2)」への応援コメント

  • アキム、溺れた様な感じだったんでしょうか、すぐに救助されて助かったみたいですが。しかし魔法の基礎を公開した事で、一般市民もある程度は魔法の知識を得るに至っていたという、草の根運動が功を奏した感じかなと。これであとは地道に影の王が分解されて、単なる物質に変わるまで、ひたすら土魔法を照射し続ける感じでしょうか。
    セグさん、久しぶりな感じですが来てくれてたんですね。
    しかしなんとなく表に出たく無さそうな彼まで来ているとなると、ジョースタックさんが広く声を掛けて回っていたのかなと思う次第。
    また読みに来ます!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    アキムは希釈された泥の中に取り込まれたため、溺れそうになりました。本人に記憶はありません。泥酔した翌日みたいな感じです。ひたすら周りの方にご迷惑おかけしたようで、その節は本当に失礼しました。(←作者の独り言です。)

    魔法士たちと影の王との戦いの勝敗はほぼ決しました。セグがやってきたのは友情からです。その辺りは物語の外なので自由に想像をふくらませる部分だと思います。

    今回のエピソードは大勢の人間が集まってきたという内容です。草の根運動というか、徹底した情報公開によって誰しもが知識を共有できる環境にするというのは、現実に存在した事柄です。

    ソフトウェア開発者の間ではオープンソースとかコピーレフトとか呼ばれています。アプリ開発のプログラミングソースを全公開するのです。主にネットワーク技術において、ボランティアとも言える技術者同士の情報共有が技術革新に大きな影響をもたらしました。個々の利益よりも社会全体の進歩を優先させるという人類史上稀に見る活動が、現在の情報技術社会の礎となったのです。

    今は国家単位のイデオロギーが機密情報の保持に影響力を持ってきたので、将来は少し違う展開が訪れそうです。

    さて、今回のシーンについては、映画「フィールドオブドリームス」や「ペイフォワード」などの影響を受けています。ラストシーンですね。行き着く先は人間ひとりひとりが主体的に行動する民主主義です。作者は政治的には中立ですが、ビバデモクラシーです。マニアックな世界になってきたので、この辺りで締めさせていただきます。

    次回のエピソードから文字数が一気に減ります。ラスト3話で今までの1話相当です。さくっと読んでいただければ幸いです。

  • おお!