応援コメント

運命の日《魔法暦100年》 前編(3)」への応援コメント

  • 前回の一斉攻撃時よりも遥かに機能的、かつ高火力で攻め立ててなお、影の王が放つ一撃が重すぎるという。
    相手は一個体の巨大な化け物で、人vs人では無いから動揺しなさそうだし、焦る様子も油断する様子も見えないから、これだと現場指揮官のアイデアで突発的に裏をかいて隙を突く様な攻撃もしにくく、総指揮官のアキムが絶えず的確に火力を割り振って、効果的な打撃を与えなきゃならないという、機能的だし王道な攻略法でも、これは精神的に厳しそうですわ><
    あと、デスティンの推挙した精鋭達も頑張っているという、彼の体育会的というか、軍隊的というか、そういう方法でなければ、鍛え上げられない人材というのもいるのだなあと思う次第です。
    また読みに来ます!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    このエピソードで聖弓魔法奏団の切り札「十字連弩(クロスボウ)」が発動しました。衝撃の与え方を工夫することで、前魔法兵団の「大砲弓(バリスタ)」に匹敵する破壊力を生み出します。一方で、龍の首の攻撃によって魔法士たちも手痛いダメージを受けてしまいました。押しているようでまだ戦局はわかりません。

    影の王、強みのひとつはおっしゃる通り、ミスをしない化け物だという点です。高度な技術の応酬となるプロスポーツのように、ミスは期待できません。相手の落ち度による幸運が期待できないところに、本作ならではの不安や恐怖があります。ご都合主義の入る余地はありません。

    さらに致命的なダメージが入ったかどうかも判然としません。一方で主人公側は人間なので、叩き潰されれば死んでしまいます。以前、アキムが口にしたように、象VS.蟻の戦いにすらならないのです。魔法弾による攻撃力だけは増したものの、他は普通の人間のままなので、綱渡りのようなギリギリの戦いを強いられます。

    アキムの精神力が問われる中、デスティンの活躍が目につき始めています。軍隊的というたとえはもっともで、平気で同僚を投獄するぐらいですから、厳しい訓練を課すには適切な人材です。この点、アキムは甘すぎるのでダメです。隠し設定ですが、デスティンの育てた精鋭たちの魔法力は50発前後あります。スパルタ式教育で極限まで鍛え上げています。脱落者も出たでしょうが、アキムの目からは見えない部分です。

    理想論+現実論がアキムとデスティンのコンビプレーにつながっています。

    編集済
  • はらはら、どきどきですね!