ジブリのような安心感と世界名作劇場のような優しさ

ちょうど異世界転生ものに飽きてた頃に『ウィッチアンドスミス』のタイトルを見かけて
「鍛冶屋?」と何気なしに読み始めたら設定がしっかりしてて読みやすい
バトルや俺つえーがないのも○

簡単に言うと女鍛冶職人が今やロストテクノロジーとなった商品の依頼を受け冒険に出かけるほっこりファンタジー

これに人種問題や歴史的背景もあって読み応えがある

又、『ルーンスミス』と言う設定がおもしろい
ルーンを作品に彫ることに多様性だしている

一人一人のキャラクター像もしっかり作り込まれてる為かキャラが良く見えてくる
お気に入りはリザードマンのコーザ
渋くて粋なところがナイス

細かい設定は解説で補完してるのがいい

解説目を通せば分かるが作者が設定厨ってのがよく見えるw