ポエムエム1
ごめん、忘れてた
って、何回聞いただろう。
君はいつもそうやって誤魔化す。
また明日ね
って、何回聞いただろう。
あの笑顔が愛おしくて
悲しみが消えてしまう。
君から受けた悲しみと、
君からもらった幸せは
合わせてみれば±0。
たとえ誤魔化されたって、
嘘をつかれていたって、
もう、いいと思ってしまう。
君の隣にいる自分に満足していて、
そこから立ち去るのが怖くて、
逃げていたのかもしれない。
でも、今日は言うよ。終わりにする。
この黒い気持ちがあるままじゃ、
君を心から愛せない。
ああ、なんて辛いんだ。
手に入れた時は甘かったはずのケーキが
日がたって腐ってしまったような。
そんなどうしようもない苦しみが
君を前にして襲ってくる。
でも、もう逃げない。
「別れよう」
言えた。
でも、なんだろう。
望んでいた返事、
「分かった」
って、言われたはずなのに……
なんだろう、この失望感は……。
この涙はなんの涙?
明日を生きるために必要なのは言葉の力だ! プル・メープル @PURUMEPURU
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