応援コメント

伏線厨」への応援コメント

  • 「チルドレンⅡ」は鮮やかでしたね!

    伊坂幸太郎の小説はだまし絵的な要素が魅力の1つだと思うのですが、
    まさにパズルを巡る紆余曲折の面白さとも言える気がします。

    伏線の鮮やかさと共に伊坂幸太郎はキャラの魅力もあって、とくにチルドレンはそれが光ってました。笑

    作者からの返信

    こんにちは、郷倉四季さん!
    エッセイめちゃくちゃ興味深く読みました。まさかこちらを読んでもらえるとは( 。゚Д゚。)。

    チルドレン、たまに読み返します。
    あまりキャラクターに思い入れをしない方なんですけど、チルドレンの陣内は特別好きなキャラクターです( ≧∀≦)ノ。郷倉さんの言うとおりで、伊坂幸太郎さんの魅力が、どかっと詰まっていて大好きな小説です。

    鮮やかでだまし絵みたいな小説は、めちゃくちゃ憧れますね!


  • 編集済

    真っ先にこのタイトルに飛びつきました!笑

    お互いの作品に親近感がある、という話を別のところでさせていただきましたが、その理由の一端がわかった気がします。

    私も伊坂幸太郎を読んで伏線の魅力に取り憑かれた一人です。私の場合は、色々ありますが、やはり「アヒルと鴨」ですかね。レビューをいただいた自作も伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」に触発されて書いたものです。

    自分でやってみて感じたのは、「力加減の難しさ」ですね。「これは伏線です!」と主張しすぎると興ざめしてしまう、あっさりしすぎると気付いてもらえない…。おっしゃる通り、WEB小説だとさらにそこに読み方や読者層の違いによる難しさがあるとも感じています。

    伏線回収で震えるような小説が書きたい…。

    作者からの返信

    こんにちは!
    伊坂幸太郎さんですよね。やっぱり。すごいって思いました。
    「アヒルと鴨のコインロッカー」はお洒落でしたね。全て読んだ訳ではないです(ラッシュライフもまだです(・・;))が、僕の一押しは「ホワイトラビット」です。


    >「力加減の難しさ」ですね。

    分かります。とっても分かります。

    でも最近のことなんですけど、色々な人から伏線の話を聞くにつれ、伏線についての定義が人によって、若干(もしかしたら、かなり)違うと知りました。驚きました。

    実際、はっきりした定義なんてないかもしれません。けれど、この「伏線厨」を書いたときから結構時間が経っているので、今の僕はこんな風に考えています。

    「その文を読んだ時点では、気づかせない」
    「些細な記述が、後々の物語の重要な局面を作る」

    の二つを満たしたのが伏線なのかな、と今は思っています。

    「リフト・バレーの幻」の時とか、ちゃんと僕自身が考える伏線になっているのかなと、いまでも疑問です。読者のリアクションが分からないので(>_<)。
    こういうことを、Nicoさんに聴いてみたいなぁと、昨日思っていました。



    >伏線回収で震えるような小説が書きたい…。

    激しく同意です…。


  • 編集済

    私は伏線大好きです。読むのも書くのも、アニメで見るのも。
    まだ私はカクヨムに登録して一ヶ月未満なので自主企画を立てられないのですが、いずれ「伏線あるから一気読みしてほしい長編」を集める企画を立てたい、と思っているくらいです。

    でも昔ネット小説を読んでいて「読者は半年も前の伏線なんて忘れています」という感想を見たことがあって……。なるほど、と思いました。
    ネット小説では伏線はバレバレなくらいでちょうどいいのかな、と考えてしまいました。ただし、それでは勘の良い読者には面白くないでしょうから、本当は「バレバレな伏線」「うまく隠した伏線」の両方を用意するべきなのでしょうけどね。前者はともかく、後者は自分には難しいです。

    あと、昔、二次創作長編を書いている時に経験したのですが……。
    すでに応援コメントで書かれている話とも似ていると思うのですが……。
    先の展開をしっかり考えた上で長編を書いていると、自分でも無意識のうちに「後々の展開に影響する記述」を書いていたりするものです。で、終盤になって序盤を読み返して「おっ? こんなことも書いてたのか、俺」ってなる。ならば、終盤で「ほら、序盤で書いたよね?」って拾っておけば、いかにも「最初から計算していた伏線でした!」って感じになります。実際、二次創作作家同士のチャットで「あの伏線、実は後付けでした」と言ったら驚かれたこともありました(厳密には「後付け」とも違うのでしょうが)。

    作者からの返信

    皆さんの応援コメントを読んで、最近は本当に伏線のことについて楽観的に考えるようになりました。

    例えば、有名人が人生を振り返ったときに「全く関係ない出来事だけど、狙ってやった訳じゃないのだけど、今考えるとあの点とあの点とあの点の経験が活きて、今の自分に繋がったんだ」というように、
    描写を細かく重ねている間に、いつのまにか何かが伏線の点としての頭角を現してくる、後から気づく。そんなことって珍しいことではないのかな、と思うようになりました。

    それが「上手く隠した伏線」にもなるのかなと思っています。

  • ミステリーを、好きで書いてます。
    たまに伏線回収を褒めて頂くことがあるのですが、そう言えば狙って書いたことないです。
    いつも勝手に伏線が回収されてます。不思議。

    作者からの返信

    勝手に伏線回収!
    読書をたくさんしている内に、自然と身についたりするのでしょうか?
    スゴい羨ましいです。

    最近は、伏線について僕は楽観的に考えるようになりました。
    「結末に行き着く為に、当然書いていた」実はただそれだけで、あとから伏線がついてくる、みたいな。

    なにより理論より実践、習うより慣れろという感じなのかもしれませんね。

  • 伏線を綺麗に張って、ちゃんと回収できる方は、本当にすごいと思います(*´▽`*)

    ……雑なやり方ですけれど、それらしいものを途中、ぽんぽんと置いておいて、回収できそうなものだけ後で回収するというやり方も?(苦笑)

    作者からの返信

    すごいですよね。
    伏線を張ろうと画策していると、

    そもそも「きれいに張って、回収する」って何だろう?

    みたいな感覚になっちゃいます。いかにも何かあるよって暗示するタイプのものとか、扱い方が難しいイメージです。

    雑なやり方と言っていますけど、意外にそっちのほうが作為的(いかにもすぎる伏線)な感じが無かったりして、「おぉっ」となる印象があります。もっと無責任なことを言えば、意外に伏線って繊細なものではなく結構テキトーにやっても効果を発揮するものなのかも、という軽い気持ちでやっても良い気がします(´・ω・`)

  • >伏線こそ、エンタメだ。
    至言です。いや、私は伏線苦手なのですけれども(汗)いつかカタルシスに繋がる伏線など描いてみたいですね……!!

    最近思っていたのは、伏線の塩梅と言いますか、あからさまなのは勿論アレですが、気付かれない様な伏線もとうなのかなと……そのバランスに苦慮する昨今です。いや、苦慮と言うか、ちょうどよいバランスを目指したいという感じでしょうか。

    作者からの返信

    僕、至言出ましたか(笑)

    伏線の塩梅ですか。
    考えてもみなかったです。
    自分が小説を読んで居るときも、あからさまに暗示させてくるパターンもあれば、何度か読んでやっと気づくパターンのモノも有りますよね。
    前者は、先を読ませる謎として効果があって。
    後者はカタルシスに影響を与えると思ってます。そのコントロールができて効果的に使えれば、最高ですね!

  • >伏線虎の巻が、何処かに転がってないだろうか。

    私も伏線には興味があります。小説の書き方のような本を読んでも「伏線とは◎◎である」といった定義や「作り方」「回収の仕方」といった説明をまとめて読んだ記憶がないですね。
    個人的には、いかにも複雑そうなミステリよりも、誰でも知っている、読んでいるレベルの「ワンピース」とか「スラムダンク」の方に伏線の妙を感じます。

    作者からの返信

    ちょうど昨日、スラムダンクを読んだんです。陵南VS湘北で、木暮君が試合を決めるところです。鳥肌が立ちました。

    伏線の妙ってなんだろなと、陵南戦だけ、また読み返してみました。
    いわゆる、だいどんでん返しのような大きい認識の転換(?)はないですが、確かに凄いと、改めて思いました。
    試合のこり5分まで、地味に増やしてきたファウルを発端に、不安要素が一気に噴出したところ。桜木&木暮を甘く見た陵南監督の誤算が、湘北の勝因となるところ。
    キャラや読者が気づく頃には、既に試合を動かす大きい要因になってました。

    最後に、『桜木が、泣いてる赤木に、整列を促す』は、前回の敗けた試合で、赤木が桜木に同じようにしていたから。

    ニクい演出だと思いました。というか、むしろ陵南戦勝利のそのシーンを作るために、海南大戦敗北に逆のシーンを入れ込んだとしたら、すごい長期的な視点で設計されているんだろうなと、驚いています。

    スラムダンク、ヤバイですね。今まで、何の気なしによんでました。

  • はじめまして。伏線を張るのは私も苦手です。北野勇作なんかは、どこに向かっているか分からない物語が、書き進むうちに勝手に伏線回収していく、というようなことを言っていました。意図しないで書いたものが、後になって伏線として働きはじめ、作者自身が「そういうことだったのか」と展開に驚くんだそうな。

    作者からの返信

    北野勇作さん、初めて知りました。でも、あとから見たことある表紙を見つけ、「あれかな?」となってます。
    どこに向かうか分からない物語から、ビビビっと後から伏線になるなんて、作家としても楽しいですね。決まった結末に向けて書く時、めちゃくちゃ退屈だったりするので。
    最初から伏線を意識する必要がないと分かるだけで、少し気持ち楽になりますね。