とある作家さんのエッセイで書かれていたことですが、作家の頭の中には小説の工房があって、小さな工房ではせっかくネタが降ってきても、加工できなかったりするとのこと。
たくさん読んで、たくさん書いて、工房を大きくしていけば、いろんなネタを扱えるようになると思います(*´▽`*)
私も毎日、鍛錬中です~(*´▽`*)
作者からの返信
面白い例えですね。とても共感します。まさに今、工房を大きくしている感覚があります。
丸々異世界が入る工房です(笑)。
アイデアの加工が大変で、今家にあるファンタジー小説や戦記物?を読んだりしながら、少しずつ地味に形を作っています。趣味の工房という感じです。
お互い、鍛練がんばりましょう~(´・ω・`)
いつもお世話になっております。
僕の場合、自分の経験からネタを出すことが多いです。『経験』と言っても銃撃戦などとは無縁な人生を送ってきましたが(笑)
例えば、『兄弟姉妹がいる』とか『こんな友人がいる』とか『小さい頃の思い出』とか。
アクションやらSF要素やらは肉付けのようなもので、軸となるのは『自分の経験』、あるいはそれに準ずるもの(感銘を受けた創作物など)ですね。
また、軸になるものはありきたりなものでいいと思います。その辺にゴロゴロしているようなもので。
ただし、そのゴロゴロしている経験を『どんな角度から見るか』はひとりひとり違うはずですし、そこに『こんなアイディアを活かしたい!』ということをくっつけられればしめたものかな、と。
長文失礼いたしました<(_ _)>
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます!
経験。アクションもののイメージが強いので、ちょっと意外でした(>_<)。
でも、自身の経験した感情に根差したものを書くから、共感が得られるエンタメを描ける、というのもあるんですね。
自分の経験から、浚ってみようと思います!
私は「しょせん自分は素人作家。アイデアを上手く加工するのはプロの仕事であって、素人は思いついたものをとにかく形にすればいい」と割り切って書いています。
また、カクヨムに来て「ヨム」時間が増えたのですが、他人様の作品を読んでいると、結構アイデアが湧いてきます。
‥‥‥と、こんなことを書くと「それ他人の作品からネタをパクっているのでは?」と怒られるかもしれません。でも自分では、あくまでも「思いつくきっかけ」であって、パクリではない、と解釈しています。
例えば。
異世界転生ものをいくつか読んでいたら、改めて考えてしまいました。「自分が転生ものを書くときは『現地人に魂が憑依する』って形の転生パターンが多いけど、これ、憑依された側の魂はどうなるのだろう?」と。結果、短編が一つ出来上がりました。……これはパクリではないですよね?
また、例えば。
下ネタの出てくるエッセイを読んで頭が少しピンク色になった後、SFの定番である「ロボットにも人権を!」的な作品を読んだら「多くの人々がお世話になっているエロ系グッズにも人権を与えてみては」と考えてしまいました。また短編が一つ出来上がりました。一応、エッセイの中で具体的に出てきた物体とは違うものに「人権」を与えたのですが……これはパクリではないですよね? SF作品とは「物体に人権」という部分が共通しているので、最初の例よりはグレーかと自分でも思うのですが。
……応援コメントなのに、自分語り的要素が強くてすいません。
ひつじ様の「凍結させたアイデア」が早く融解することを祈っております。
作者からの返信
割り切り、僕も大事だと思います。ネットが簡単に一発ネタでも試せる場でもあるし、アイデアは早く形にするに限ると思います。
他人の作品からアイデアを得るのは、パクリではなく、むしろめちゃくちゃ良い方法だと思います。古典を新しい切り口で解釈し直したり、現代の感覚に合う形にしたり。ミステリでは既存の作品をリスペクトして、よりアイデアを洗練させていったり。SFでは新しい知見を元に、描写を深めたり直したり。
「憑依された側にスポットをあてた転生」はたぶん、そういうことですよね。
「アイデアは組み合わせだ」「複数の問題を一気に解決するのがアイデアだ」という話はよく聞きます。
「エロ系グッズに人権を」はこのパターンですよね。
僕は全然アリだと思います。今までの僕の小説も、そういう風に作ってます。