36話まで読んだ感想ですが、とても読みやすく面白いと思います。
主人公が報われる事を強く願って仕方ないです。
ただ、主人公の関係者(大人達)が主人公に対して独り善がりな善意を押し付けて、そらにより主人公を苦しめているように感じました。
友人達もそういう面があるものの、年齢を考えればおかしくないですし、不器用な優しさってレベルで済むものでもあると思います。
ただし大人達がするのは話が変わりますし、主人公の被害も結構なものだと感じました。
個人的には、大人達の対応が悪意や失望から来るものの方が、後々に痛い目にあわせてやれ!って気分になって救いがあるかなって思いました。
昨年偶然にも書店で本作と出会いすぐに最新刊まで読破しました。その後続きが気になりカクヨムでも最新話まで読んでしまいました。
今でも最新話が更新されるのを心待ちにしている作品です。正直個人的には書籍版でもカクヨムでも何度も繰り返し読んでしまうほどの傑作だと思います。
ネタバレになるのが怖いのであまり書けませんが今まで私が読んできた中でもトップクラスの王道ローファンタジーだと思います。
また魅力的なヒロインも多数登場しラブコメとしてもいい作品で、鈍感系主人公ながらその中でも主人公がずっと一途に一人だけを思い続けているところが非常にいい点です。物語を読んでいるとどうにかして主人公の恋が報われてほしいと思わずにはいられませんが、今後の展開で主人公とヒロインたちの恋模様にも触れられていくと思うのでそこも楽しみなポイントの一つです。
細かい設定も結構しっかりしているとても面白い作品なので是非多くの人に読んでいただきたいと思います。