万能ではなく無難に手探り旅物語

作者の手探り感と主人公の手探り感が気に入って電子書籍4巻まで買ってしまった作品です。
小説5巻が待ち遠しくて確認しに来てしまうほど(笑)

実際、自分が知り得たことでも思い出せない事が皆さん少なからずあると思います。
そして、相手の気持ちや他人の思想なんて自分には知る由もない。
それが当たり前であり、場当たり的に視点と思想と人物変えまくる作品多過ぎて萎えてました。
ですが、この作品は物語を全体から見るのでは無く
主人公が知り得た事に重きを置いて、主人公目線で想像や思考をしながら一緒に旅をしているかの様に描かれてあると思います。
失敗も勿論してたりしますが…ご都合主義かの如く話が進む事もあります。彼が選んだアビリティを考えれば…仕方ないかもですね。