建国航路 序章宗王エリック
@komemaru
第1話聖都炎上
アルフレア宗教国8代聖教皇カイル クリスチィアード。
国を以前の3倍まで拡大し若い頃はその巧みな話術と威厳から神の生まれ変わりと言われた。カイルの信仰する宗教アルケー教は子作りを良しとしているため、子供は長男のルイス、次男で嫡男のエリック長女で末っ子のアリーヤ。この三人だ。
「ルイスよ、この前のハサエワ聖戦での健闘、大変心強い。この先どんな苦難がこの国を襲ってもお主がいれば不安はないだろう。」
「お褒めの言葉ありがたき幸せ。このルイス命をかけて教皇そして嫡男エリック様を御守りします。」
いつも通り淡々と聞いて返した。ルイスはカイルとそりが合わなかった。それもそうだエリックが生まれてから急に嫡男剥奪されて成人してからはエリックと王の距離が自分は客人線までしかちかよれないのに、エリックは線がない。明らかに遠ざけられている。もうどうしようもないそうルイスは割り切った。
王の間を抜けて長い長い廊下を歩き一番奥にある自室へ入った。その頃エリックは家臣と将軍のイーサンと共に獣狩りにいそしんでいた。
「イーサンよ、今日は風が強いもう帰ろう。」
「私もそう思っておりました。教皇も心配でしょう。ここにいる兵にも伝えましょう。」
そういうとイーサンは馬から一斉に号令をかけた。ここサレシィーから大聖堂までは一時間ほどかかる。いつもより風が強かったから、いつもより急いで帰った。ここから少しすれば大聖堂が見える丘がある。そこまでくると大聖堂が燃えていた。エリックに頭痛が激しく襲った。そこでエリックは倒れてしまった。
建国航路 序章宗王エリック @komemaru
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。建国航路 序章宗王エリックの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます