非日常のようで、これが日常である。

文を書いたり読んだりするのが苦手なわたしでものめり込んだ たった2話 のお話。
魔法だったり森だったり、非日常要素はあっても、この先何も変わらない、何も無いようで何かある、そんな情景が日常なのだと気付く。
読了後、達成感や気持ちよさがあるわけではない。
ただひたすら心にじんわりと響き渡るなにか。
愛情とそれに伴う苦しさと、日々生活している中で抱える感情がなんとなく大切になるような、そんなお話。