一発ネタのような設定に思えますが、この話は簡単に世界を救う訳ではありません。泥臭くあがきます。そこでキャラクターの魅力が際立ちます。等身大という謳い文句も納得できる登場人物の書き込みになってます。
異世界で日常のうっ憤を晴らす小説は数あれど、夢を追うというのは存外すくないものです。農協異世界へ行くでは鈴石、伊藤、倉田の三人がそれぞれ日本で遂げられなかった夢を追い、見ていて声援を送りたくなりま…続きを読む
農協が異世界転生するというこれまでにありそうでなかった物語。チートに頼らず、ただ己の知識と技術とで困難に立ち向かっていく登場人物たちにも好感。応援しています。
北海道のド田舎の描写、ちょっとした閉塞感の描き方がいい。その上で農業の専門知識をちりばめられた物語は読みやすくかつ痛快。といってもまだ全て読み終えてないので、毎日少しずつ読み進めて行こうと思…続きを読む
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