一発ネタのような設定に思えますが、この話は簡単に世界を救う訳ではありません。泥臭くあがきます。そこでキャラクターの魅力が際立ちます。等身大という謳い文句も納得できる登場人物の書き込みになってます。
異世界で日常のうっ憤を晴らす小説は数あれど、夢を追うというのは存外すくないものです。農協異世界へ行くでは鈴石、伊藤、倉田の三人がそれぞれ日本で遂げられなかった夢を追い、見ていて声援を送りたくなりま…続きを読む
剣と魔法の世界に、ここまで丁寧に兵站を持ち込んだ作品を、私は知りません。 北欧ではその収穫量によって人口が増減していたといわれ、ドイツ人はフルコースを作る事ができるといわれているジャガイモを、…続きを読む
プロローグ〜第一章まで読みました設定がリアルで綿密!自分が現在農業関係の勉強をしていることもあり、読んでいてすごくのめり込みました!各章の最後に用語のわかりやすい説明もあり、知らない人でもすい…続きを読む
背景事情がリアル。思考回路がリアル。個人差がリアル。求めるものも価値基準も違う人々が、それぞれの専門分野に情熱を傾けます。必然、掘り下げた話になります。にもかかわらず、話の難しさを感じさせま…続きを読む
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