応援コメント

赤いラッパと魔女」への応援コメント

  • 面白いです
    この夢の意味はそのうち明らかにされるのでしょう😊

    作者からの返信

    すみません……じつはここが謎解き編でして。
    4章「地獄で待ってる」からの、実に長いロングバスでした。
    https://kakuyomu.jp/works/1177354054885142129/episodes/1177354054886504082

    あまりに長すぎる上に、いろいろ盛り込みすぎて、焦点がぼけてしまったようです。魔女はちょっとひどいですが、赤いラッパは、上記「地獄で待ってる」に出てきます。

    長すぎた弊害というか……申し訳ありません m (_ _;)m

  • 哀れなほどに愚かなメッティ。

    でも、貴方の畏れは正しくもあった。彼は貴方の想像を遥かに超えるほど英邁で、あらゆる些事をも見逃さず、かつ情報の使いどころを誤らない。自らの立場の危うさも幼い頃から感じとることが出来ていたに違いない。

    けれど……哀しいことに、ある意味では無力だったのでしょう。

    そして、貴方が決して邪悪なだけの宰相ではないと評価していたのでしょうか?
    あるいは、祖父皇帝を愁えさせることを厭うたのでしょうか。


    せりもも さまの妄想世界は魅力的で、どっぷりハマりこんでいます。
    革命や外交の描写が物語の奥行きを深めて、彼らの存在を立体的に読ませてくれている気がします。
    絡め方が、絶妙なのですよね。
    詠み手である私の想像もかきたててくれます。

    微力ながら、これからも応援しています。

    作者からの返信

    ライヒシュタット公は、おっしゃるように英邁で、聡明な人でした。何も知らなかったということは、あり得ません。口に出して抗議しなかったのは、彼の優しさを表現したかったのです。ご理解頂けて、嬉しいです。ありがとうございます。

    おっしゃるように、「ヨーロッパの御者」メッテルニヒの実力を認めていたのかもしれません。しかし、仇敵ナポレオンの子であるがゆえに、自分は彼に疎まれている……そこまで、彼は把握していました。ただ、メッテルニヒは、時代を読めなかったのです。ライヒシュタット公は、そこを、責めるべきでした。新しいものが、古くなってしまったものを追い落とすのは、当然の権利です。

    皇帝への気遣いは、私も、その通りだと思います。彼は、祖父の皇帝を、肉親として、愛していました。


    あたたかい応援を、本当にありがとうございます。読んで下さる方がいらっしゃらなければ、そもそも、ここまで続きませんでした。薄っぺらい話を、強引に完結させてしまったことでしょう。ライヒシュタット公に、とても申し訳ないことなのに。

    今では、この作品世界が、私にとって、何より大切です。こういう有り難い(日本語のふたつの意味で)経験をさせて頂いて、私はとても幸せです。この上は、少しでも、頂いた応援に応えることができますよう、祈るような気持ちでいます。

    いつも、本当に、ありがとうございます。心から。

  • これはメッテルニヒも焦りますよね……

    実際フランソワはどこまで、何を知っていたのでしょう……

    作者からの返信

    ここの会話は、記録が残っていないのをいいことに、完全フィクションです。
    ですが、実在のライヒシュタット公は、メッテルニヒが、自分の敵だと理解していました。自分を死に追い込んだのはメッテルニヒだと(実際に手を下したわけではなく、結核という病ではあったのですが)、ある程度は認識していたのではないでしょうか。思慮深く、優しい性格の人だったので、決して、声に出して非難はしなかったでしょうが。(ナポレオンなら、逆襲したはずです!)
    それが、とても悲しいのです……。

    いつも、本当にありがとうございます。歴史的な事実の枠組みを借り、しばらく、フィクションが続きます。どうぞお楽しみ頂けますように……。