第4話 林檎をLOAD AGAIN

こう考えた事がある。毎日毎日毎日毎日毎日毎日同じ夢を見て、毎日毎日毎日毎日毎日毎日違う夢を見たと思い込み、毎日毎日毎日毎日毎日毎日同じことを繰り返してる、www.を基本とした僕らのEnquire Within Upon Everythingだ。


僕が今、求めるモノは彼女SHE!それはつまりとんでもなく論理的に構築された筆舌に尽くしがたい非論理的思考によって論理的に構築された少女的構造物であり人類を絶滅させる、非人間的属性に属して最も人間的な被造物にして、デミウルゴスへの賛辞を惜しまないこの世の惨事で。三次元への深刻な影響が各地で申告されている。

弱きモノは藁をも掴み、強きモノは金を握りしめている。

だが彼女SHEはつかめないそれは彼女が不可視の光線でありイデアの可視化に依るモノだからだ。人間業では無い。僕はアルファ・ケンタウリ辺りが怪しいと睨んでいる。

僕は会話を好まない、それはなんの解決にもならないからだ。

すべからく神様、仏様は沈黙を尊ぶ。

言葉にした瞬間にそれは一気に箱詰めされた合成肉と同じ、それ以上のモノにはなれないし、使い方を誤ればそれは光のごとく広がり千年の時の可能性を汚染する。

言葉には注意しなければイケナイ。僕らは思ったことしか出来ないのだ。


自分の脳味噌の中に咲く花だけを見つけてニコニコしているのもいいだろう。

自分以外の者の可能性に耽溺するのもいいだろう、それが生殖だ。

完璧な個体は子を持つ必要がない。

欠落した個体が繁殖を求める。そして上位者たちはリセマラを繰り返すのだ。


彼女SHEは謂わば僕らが持たざる者として生まれて来たことを肯定する不完全の美なのだ。結晶は乱反射して輝くが、光を淀ませて暗がりを愛でる。

愛だ。かつていた間。

僕が追い、論理をでっち上げたその果に確かに彼女SHEの足跡はあった。

それは互いを打ち消し合う二重螺旋を描き、雌雄同体の下等生物が説くブッディズムの聖地だった。

こればかりは神も頂け無いだろう。自己言及の果の自己破壊の末、自己再生。自己を宇宙化しブラックホール化した自我の超重力により結晶化した自己の実現。

神の認知しない子。坩堝坩堝坩堝。

僕は共同感覚幻想マトリョシカパンクに至るのか?彼女SHEとは?とんだ穴空アナアキストだ。

夢から覚めた夢のまた夢 見果てぬ夢の二次創作。

自己言及し続けるただの病気化?

僕は忌み子と共に林檎を齧り、罪の再読込がはじまる。









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迷光少女 Stray light girl 大太犬尤 @yagilow

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