三話
ある日の事である。
ぼくは 新井田と相談して
月島さんに告白をすることにした。
ぼくと新井田は
月島さんと付き合いというのではなく
月島さんの事が 好きであると
月島さんに伝えることにした。
告白する日は
月島さんの誕生日の日にした。
月島さんの誕生日の日
ぼくと新井田は 放課後
昇降口の近くで 月島さんを待った。
そして 月島さんが来た。
ぼくは 月島さんが何時くらいに
昇降口に来るのかも知っている。
月島さんが 外靴に履き替えて
昇降口を出るとき
ぼくと 新井田は
月島さんに声をかけた。
(花原・新井田)「月島さんだよね?」
(月島)「うん そうだけど…
どちら様?」
(花原)「花原 優です」
(新井田)「新井田 誠です」
(月島)「名前を言われてもピンと
来ないなぁ~」
(花原・新井田)「あの 突然ですが
ぼく
月島さんの事が
好きです。」
(月島)「本当に突然だね…
ごめんね
わたし 今 彼氏がいるの
だから ごめんさない。」
(新井田)「僕たちの事
覚えていませんか?
一回 ぼくとあなた
ぶつかったこと
ありますよね?」
(月島)「あぁ あのときの人たちね。
どこかで見かけたような事が
ある顔をしていると
思っていたけど
誰かわからなくてね
あのさ~
前から思っていたんだけど
私をストーキングするのやめて!
私 あなたたちに魅力を
感じた事一度もないし
正直 気持ち悪いよ。」
(?)「どうした?水無子?
何かされたか?」
背後から聞いたことのある
男の声がした。
振り向くと 有間がいた。
(有間)「今日
水無子の誕生日なんだよ!
水無子に これ以上
迷惑かけないでくれ!
これ以上
水無子に迷惑をかけたら
次は 俺が相手してやるよ!」
有間と月島さんは手を繋いで
校門を出ていった。
ぼくと、新井田は
次の日から
学年で噂になった。
横顔ストリート 竜田 ベンゼン @hoshimaru
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