スナネコのせっきょう

かばん「着きましたー」


サーバル「相変わらず暑いねー!」


かばん「そうだね」


アライさん「暑いのだー...」


フェネック「そうかなー...私は全然暑くないんだけどねー」


ボス「フェネックは、元々砂漠に住んでいる、ネコ目イヌ科キツネ属の動物だよ。その大きな耳は、熱を放出しているため、さばくちほーでも暮らしていけるよ。また、熱を放出する以外にも、遠くの音を聞き分けたりもできるよ。」


フェネック「へー。そうだったんだー。」


アライさん「フェネック知らなかったのだ?」


フェネック「うん。あんま興味なかったからねー」


かばん「では、スナネコさんのところまで行きましょう!」


全員「「「おー!」」」






かばん「スナネコさん...?いますか...?」


スナネコ「お?どうしたんですか?」


かばん「えっと、約束を果たしに来ましたよ」


スナネコ「約束?何のことですか?」


サーバル「スナネコと別れてからのこと話すって約束したじゃない!」


スナネコ「おー。そうでしたね」


かばん「えっとですねー.....」


説明中....説明中....


かばん「....それで、今に至るという訳です」


スナネコ「じゃあサーバルは元に戻ったんですね!」


サーバル「そうだよ。でももう1人の私が消えちゃったのは、悲しいかな.....」


スナネコ「そうですか....」


サーバル「....」


スナネコ「サーバル。サーバルは、その娘たちと、もう1人のサーバルの、どっちの方が大切だったんですか?」


サーバル「もちろん!...かばんちゃんたちだよ...」


スナネコ「だったら、この娘がいることを、もっと喜ぶべきです」


サーバル「...!」


スナネコ「昔、僕も同じスナネコのフレンズを失ったとき、同じ様に思っていました。でも、その時の僕とサーバルの状況は違います。サーバルと一緒に居てくれる仲間がいるなら、もっとしっかりすることです。それに、もう1人のサーバルに会えないと決まった訳じゃないなら、信じて待つことも大事だと思いますよ」


サーバル「スナネコ...」


サーバル「ありがと、スナネコ。わたし間違ってたね。気づかせてくれてありがと」


スナネコ「いえ、大したことしてないですよ」


スナネコ「あ、そういえば、あなたはヒト?を探していましたよね?昔、ヒトが港で目撃されたって聞いたことあるから、そっちの方に行ってみたらいいんじゃないですか?」


かばん「本当ですか!?」


フェネック「よかったねー、かばんさーん」


かばん「はい!早速行ってみます!ありがとうございました!」


アライさん「かばんさん、嬉しいそうで良かったのだ!」


サーバル「うん!そうだね!」ニコニコ


アライさん(サーバルも嬉しそうなのだ!)



また違う小説にてつづく

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にじゅうじんかく!? ワサビ @youteen

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