第5話 「間接章-01」
「今日は一段と賑やかだね(- -)」
いつも3人で弁当を食べる時よりもだ。
「そりゃマリが増えてんだから賑やかになるし〜w」
「マリって元々どこにいたの〜?」
「あたしは隣の県の端っこ。こことは比べ物にならないくらいのど田舎だよ」
端っこ、とはまた大雑把な。
「ど田舎ってw狩りとかすんの?w」
「じいちゃんがね。猟友会とかあったよ。意外に獣って美味しかったりすんだよー」
「まぢか(•_•)」
まさか本当にしてるとは思わなかった。予想とは違うけど。
「マリ、あんまここら辺慣れてないっしょ?うちらが案内したげる〜」
ミサキが言った。人付き合いを始める要因になるのも、ギャルの仕事(?)、がんばらねば!
「本当に!?嬉しいなぁ〜」
「放課後にどう?イケる〜?」
「行ける行ける!やったー!(^ ^)」
嬉しそうなマリ。見ているだけで、なんだか頰が緩くなる。それから駄弁っていると、チャイムが鳴り、ほとんど弁当を残した状態で、授業を受ける羽目になった。
設定女子! 佐倉 粕 @Keresu401
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。設定女子!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます