応援コメント

諸葛瑾  かの堯王でさえ 」への応援コメント

  • 諸葛瑾は豫州と為り、別駕を遣りて臺に至らしむるに、語りて云わく、「小兒は談を知る。卿はともに語るべし」と。
    連りに往きて恪に詣るも、恪はともに相い見えず。
    後に張輔吳の坐中に相い遇う。別駕は恪を喚びていわく、「咄咄、郎君ならんや」と。
    恪は因りて之を嘲りて曰わく、「豫州は亂れり。何ぞ咄咄の有らんや?」と。
    答えて曰わく、「君は明にして臣は賢なり。未だ其の亂れるを聞かず」と。
    恪は曰わく、「昔、唐堯は上に在りて四凶は下に在り」と。
    答えて曰わく、「唯だ四凶のみに非ず。亦た丹朱有り」と。
    是において一坐は大いに笑う。

    語釈が分かりにくいだけで平易ですね。内容はまあ、落語によくあるパターン。

    しきりに、何度もの意。
    咄咄
    あらまあ、の意。

    作者からの返信

    これ、案外

    恪は因りて之を嘲りて曰わく、「豫州は亂れり。何ぞ咄咄の有らんや?」と。
    答えて曰わく、「君は明にして臣は賢なり。未だ其の亂れるを聞かず」と。

    の部分の訳出が地獄でしたねー。「乱れる? 咄咄? は?」みたいな。落語のようにすんなり落ちてくれるストーリーではあるはけれど、途中の展開にいまいち納得がいかずに乱暴な訳になっちゃったという。

    改めて、兒って字には「自分の子供」ってニュアンスが多く含まれることを意識しておきたいなーと思いました。何回か出てきてる「兒」に毎回引っ掛かっては目加田センセーのツッコミを頂戴している毎日ですw

  • この墓穴の堀り方、ある意味かわいいとか思ってしまいますw
    中2くらいの頃、諸葛恪とか鍾会がすごく好きでした(笑)
    こういうイタい秀才スキーには世説新語はたまりませんな(笑)

    作者からの返信

    イタイ秀才と言えば、いま司馬炎に取りかかっているのですが、この方もなかなかですねw

    王導さまも中々の逸材くさいですし、ここからの出会いが楽しみですw